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2004年5月31日

今週は

安田記念。デュランダルが回避ということで、見所がひとつ減ってしまったわけだが、混戦模様で馬券的にはおいしくなるだろう。(当たればね…)。
2頭出走する外国馬のドサージュについて書こうと思ったのだけど、両馬ともシェフドラス種牡馬が少なくて書くことが無い。例年安田記念では苦戦の印象の強い外国馬だが、今年はアイランドファッションが注目。アメリカでG1を3勝している牝馬で、良績はダートに集中しているが、能力が芝でも発揮できるのなら好勝負だろう。ただ、もしパンパンの良馬場なら1分31秒台の決着になる可能性があるくらいの超高速馬場なので、馬場への適正が鍵となるが、走ってみないとわからないんだよねぇ。

ダービーの話の続き

新聞やらなんやらで、ダービー後のジョッキー談話などが出たりして、その辺を含めて回顧の追記ということで。
コスモバルクはあれでやっぱりかかっていたらしい。画面ではそんなでも無かったように見えたんだけどね。2000mの皐月賞でも多少持っていかれる場面が見られたので、気性的に結構難しい馬なのだろう。回りの期待が大きすぎたのも良くないよね。持ち上げすぎだったんじゃないかね。
アドマイヤビッグは喉が鳴っていたそうだ。この馬が喉鳴りって話は初めて聞いたんだけど、このレースで初めて分かったのかな?。もし厩舎サイドは事前に知っていたというのなら、その辺はあらかじめ公表して欲しかったなぁ。この馬ということだけじゃなくて、JRAは出馬に際して、既往症などのデータも一緒に出して欲しいよね。いつからいつまで骨折だったとかいつソエを焼いたとか喉鳴りの手術をしたとか、競走能力にかかわるようなことはデータとして出してくれても良いような気がする。
キングカメハメハは今後は海外遠征も視野に入れていくとのことで、ぜひ実現して欲しいね。同じ父Kingmanboのエルコンドルパサーが2着だった凱旋門賞に挑戦して欲しいな。

2004年5月30日

ダービーでの出来事

中継でもちらっと映っていたが、マイネルブルックは左第一指関節脱臼を発症して予後不良だそうだ。振り落とされた藤田騎手は異常なし。きさらぎ賞では良い走りをして快勝。距離伸びて良さそうなタイプだった。残念だね。
コスモサンビームも左第一指節種子骨々折が判明したそうで、こちらは経過観察中。
バルクも負けてしまったし、ラフィアンの岡田オーナーにとっては天中殺のような一日だったろうねぇ。

日本ダービー 〜G1回顧〜

キングカメハメハのこの強さはちょっと考えられないほどで、毎日杯の勝ち方があまりに素晴らしかったので、大物であることは予想していた。それにしても1600mのG1を勝った2週間後に2400mのG1を、それもダービーをレコードで勝ってしまうというのはもちろん過去に例がないし、これからもなかなか出てこないタイプの大物というべきだろう。インタビューで安勝が「早めに後ろから来られて焦った」と言っていたが、その通り3.4コーナー中間からの早仕掛けで、あぁこれは差されるなと思ったものだが、結局そのまま押し切ってしまった。馬場の良さのおかげもあるのだが、タイムも2分23秒3という破格のタイム。一体これからどんな路線を歩んでいくのだろうと本当に楽しみである。海外遠征も期待したい。
我が本命ハーツクライは道中後方から2番手。直線入り口で大外に持ち出して、よく追い込んで2着に突っ込んできた。素晴らしい差し脚だった。勝った馬がとんでもない馬だったので2着ではあるが、実力は出し切れた。今後の活躍も大いに期待できる馬で、応援していきたい。
ということで、馬連5-12、○-◎で的中。配当は2,490円でした。
マイネルマクロスが1000m57秒台で逃げたが、集団は1000m1分くらいで、普通よりちょっと速い位、いや馬場を考えれば平均ペースくらいのペースだった。コスモバルクはそれほどかかっているようには見えなかったが、やはり早めに仕掛けることになってしまい、馬群に沈んでしまった。あの止まり方はやはり気性と血統の両方から来るものだろう。2000mくらいまでがベストで、地方馬だけになかなか難しい部分もあるが、今後も中央のG1に挑戦し続けて欲しい。
ハイアーゲームはパドックでも落ち着いていて、道中も折り合っていた。キングカメハメハと同じくらいのタイミングで外から進出して、こちらは結果早仕掛けで最後伸び切れなかった。もうちょっと押さえて追い出しても良かったんじゃないかなと思うが、よれながら3着に粘ったのだからやはり力がある。
ダイワメジャーはコスモバルクと並んで早めに進出。こちらはこういうタイプの馬なので、早仕掛けとも言えないところではあるが、やはり最後は伸び切れなかった。こちらはやはり距離的な問題があったのかもしれない。もうちょっとペースが緩ければなぁというところ。
ぐずついた天気が続く中、晴れの良馬場で良かった。キングカメハメハという過去に例のない名馬が誕生したといえるレースで、JRA50周年に相応しい好レースだったと思う。

2004年5月29日

日本ダービー 〜G1予想〜

前日売り一番人気はコスモバルク。この馬の距離適正については26日に書いたのでくどくは言わないが、2400mは長い。マイネルマクロスが単騎で逃げるのを追いかける形になるが、おそらくかかってしまうだろう。3コーナーあたりから仕掛ける羽目になれば最後はバタバタだ。ここは思い切って無印。
本命は◎ハーツクライ。皐月賞では末脚不発だったが、前走京都新聞杯では上がり3ハロン33.4秒の豪脚で快勝。長い直線の東京なら好機だ。ペースはそれほど上がらないが、ダービーは何故か後ろから来る馬がが届くレースなので、差し切りも可能なはず。母の父はトニービンで、今回の8頭いるサンデーサイレンスの仔の中では、最も距離に融通が利く血統だ。
相手は前日売り2番人気の○キングカメハメハ。血統については5/8に書いたが、2400mは充分に持つ。もともとこちらを狙っていたはずで、NHKマイルは楽なレース振りで疲労も残っていないだろう。中団より前目に付けていくと思うが、問題は3コーナー過ぎからコスモバルク、ダイワメジャーが仕掛けていったときに待てるかということで、早仕掛けをしてしまうと後ろから来る馬に差されてしまうだろう。安勝がじっくり直線まで溜めていければ上位必至だ。
▲ダイワメジャー。皐月賞馬なのに前日売4番人気。気楽に乗れるのはいいことだ。マイネルマクロスの後ろに付けていける先行力があって、しかも折り合いには不安のないタイプ。距離はギリギリだと思うが、ペースが上がらなければ問題ないだろう。
△アドマイヤビッグ、△マイネルマクロス、△ハイアーゲーム、△コスモサンビーム。買い過ぎかな?。馬体が絞れていればアドマイヤビッグから総流しも買うかも。でも予想しては△までで。
馬連 5-12、4-5、4-12、5-6、1-5、5-17、5-15 各1,000円 計7,000円

金鯱賞 〜重賞回顧〜

タマモヒビキが逃げ、タップダンスシチー、マグナーテンが先行して、ザッザプレンティ、アドマイヤグルーヴ、スティルインラヴは中団から。
直線で○タップダンスシチーが抜け出して、迫るブルーイレブンを退けて快勝。宝塚記念に向けて視界良しといったところか。ブルーイレブンは2歳時には重賞も勝ったが、5歳の今年は6戦して3着すらなしだった。この馬を買うのはちょっと難しいね。
◎アドマイヤグルーヴ5着。直線内を突いて伸びかけたがバッタリ止まってしまった。-10kgと絞れていたが、気力の問題かも。次走に注目だ。
▲スティルインラヴ良いところなく8着。休み明けは走らないね。こちらも次走。
△ザッツザプレンティ3着。中団からそこそこ伸びてかろうじて3着。能力的にはブルーイレブンに負ける筈はなく、2000mでは短いということだろう。

2004年5月28日

金鯱賞 〜重賞予想〜

G1勝ち馬4頭という豪華G2レース。宝塚記念を占う意味でも重要なレースだ。
そのG1勝ち馬のうちの2頭、タップダンスシチーとザッツザプレンティ。ともに先行しての粘りを身上とする馬で、お互いを意識しながら早めに仕掛けていくしかない。しかも今回はマグナーテンも先行するだろうから、3コーナーあたりから壮絶な仕掛けあいになると見た。タップダンスもザッツも59kgを背負っての早仕掛けなら、共倒れも十分考えられる。
ここは本命◎アドマイヤグルーヴ。前走の敗因は明らかに+18kgの馬体増で、叩き2走目の今回は絞れてくるだろうし、上積みもあるはず。2kgの斤量差があれば互角に戦える。
相手は○タップダンスシチー。ザッツとの競り合いで残るとすればこちら。鉄砲も悪くない。
以下▲スティルインラヴ、△ザッツザプレンティ、△マグナーテン。他の馬はほぼノーチャンスと見る。ダービーの予想は明日。
馬連 4-11、4-10、10-11、4-8、4-12 各500円 計2,500円

2004年5月26日

コスモバルクとコスモサンビーム

今日は血統の話を少し。地方馬の星コスモバルクとコスモサンビームの話。どちらも父はZagreb。Zagrebは2400mの愛ダービーを勝った馬で、ドサージュはDP=(2-0-15-3-0)。地味な数字だがスタミナの血が入っていて2400m向きのタイプだ。
さて、同じ父を持つコスモバルクとコスモサンビームだが、「バルクは距離大丈夫。サンビームは2400は長い」と言われている。もちろん距離適性には気性も重要な要素なのだが、それは置いといて、血統的にどうなのかを考える。
・まず2400mは長いと言われているコスモサンビーム。
母の父Rainbow Questは凱旋門賞やコロネーションCといった芝2400mのG1を勝った馬。Rainbow Questの母の父はHerbagerで、シェフドラスサイアーとしてもClassicとSolidの中間に属するスタミナタイプ。このスタミナがRainbow Questには上手く伝わったのだろう。
母の母の父Be My Guestは多少短めの印象があるが、種牡馬としては大成功している馬で、キングジョージを勝ったPentire、愛・仏ダービーのAssert、ベルモントSのGo and Goなどを出している。
こうして血統の構成だけ見るとコスモサンビームは2400mは持ちそうな気がする。というより、2400m向きの構成だ。
・次に2400mは大丈夫と言われているコスモバルク。
母の父は天馬トウショウボーイ。長いところでは有馬記念や宝塚記念を勝っている。ところが種牡馬としては快速血脈テスコボーイの影響が強かったか、ミスターシービー以外の産駒で2000m以上のG1を勝った馬はいない。
母の母の父ビッグディザイアーは北海道3歳Sなど2勝のみの馬で産駒の実績も少ないのでよく分からない。ただその父トライバルチーフはPrincely Gift系のスピード血統だ。
さらに母の母の母の父は名馬キタノカチドキで、3000mの菊花賞など長いところも勝っているが、この馬も本質的にはマイラーと言われていた。なんとこの馬もPrincely Gift系。
母系にずらりとPrincely Gift系が並んだ血統構成で、全体的にPrincely Gift系のスピード偏重というイメージが非常に色濃い。2400mがダメとは言わないまでも、サンビームより長い距離が持つという血統構成では決して無い。
・血統構成やドサージュだけでは距離適正は計れない。気性や走法なども重要な要素だ。だが血統構成だけでこの2頭を考えるとするならば、コスモサンビームの方が2400mには向いていると言わざるを得ない。
安易に新聞や雑誌の言葉を鵜呑みにせず、こうして血統を考えた上で、さらに気性や体形、走法といった要素も含めて2400m持つのかということを考えるのがベストだろう。ちなみに皐月賞の回顧でも書いたが、俺はコスモバルクに2400mは長いと思う。ただスローペース確実なので持つということになるだろう。

2004年5月24日

ダービーウィーク

さぁ今週はいよいよダービー。競馬ファンなら誰でも胸躍るのがこのダービーと有馬記念というわけで、今週はずっとダービーのことを考え続けるだろう。
混戦模様である。1勝馬にして皐月賞を勝ったダイワメジャー、NHKマイルCで圧倒的な勝ち方を見せたキングカメハメハ、地方馬として初のダービー制覇なるかコスモバルク、青葉賞を好タイムで勝ったハイアーゲーム。この4頭が中心になるだろうが、伏兵陣も虎視眈々だ。ここ10年で1番人気は6勝2着3回とかなり堅い部類はいるレースだが、人気もかなり割れるであろう今年は波乱の要素充分だ。
あいかわらず逃げ馬がいないので、スローペースになることが予想されるので、展開なども含めて一週間よく考えていこうと思う。こうやって色んな要素を含めて考えてるのが一番楽しいよね。

2004年5月23日

オークス 〜G1回顧〜

+14kg以外に敗因が考えられないが、とにかく◎ダンスインザムードは4着と敗れた。JRAのHPが繋がらないので(大レースの後は常に繋がらない…)、ペースがどうだったか分からないけど、ダイワエルシエーロがそのまま逃げ切ったのだから、多分ペースは速くなかったのだろう。それでも中団から前目につけて、伸びてくるかなと思いきや最後は止まってしまった。実際の敗因が分からなくなっちゃうので、+14kgみたいな状態で負けると釈然としない感が残るんで嫌なんだよなぁ。怪我じゃないといいね。
ダイワエルシエーロは母が活躍馬ロンドンブリッジで、母は桜花賞2着だったが、娘が無念を果たしてクラシック制覇という形になった。距離の不安が囁かれていたが、ドサージュはDP=(6-4-14-0-0)でClassicより。2400mはギリギリもつタイプだ。ペースとやや重の馬場にも助けられたが、長い東京の直線を逃げ切ったのだから立派というべきだろう。
○スイープトウショウが2着。中団やや後方から直線追い込んで、僅かに届かなかった。こちらはペースと馬場に泣いたというべきで、良なら届いたかもとも思えるが、良でタイムが速くなっていたら血統的に距離がキツかったかもということもある。昨日の予想では何も書かなかったが、ダンスに次ぐ力があると踏んでいたので、2着に来たのは良かった。やはり広い東京の直線は合うね。
逃げ馬と差し馬のゴール前で、2着がトウショウだったので、イソノルーブルとシスタートウショウのオークスを思い出したわ。

東海S 〜重賞回顧〜

アンドゥオールが快勝。無印はいかんかったな。△タイムパラドックスが2着。3着△ヒシアトラス。
◎カネツフルーヴは無理に逃げすぎ。向こう正面でもうバタバタ。こんな競馬をしてはいけないよね。
○サイレンスボーイ6着。▲ベラージオ5着。

2004年5月22日

オークス 〜G1予想〜

いかに穴党といってもこのレースでダンスインザムード以外を本命にするのはかなり無理がある。死角が全くといっていいほど無いし、あるとすれば「競馬に絶対は無い」という言葉を信じるしかないという状態だ。
専門誌や予想屋もほとんど本命にしているだろうが、馬単5-7で6倍しかつかないのに△を4つも5つも付けていたら赤字だろう。
ということで本当は買いたくないレースだが、1点でいく。◎ダンスインザムードと○スイープトウショウ。この1点で。
あと洒落でメイショウオスカルから馬連総流し100円。
馬券はともかくダンスインザムードには勝って欲しい。圧勝でいい。そして海外遠征に是非とも行って欲しい。
馬連 1-5 4,000円 11から総流し100円づつ 計5,700円

東海S 〜重賞予想〜

なかなか難解な一戦。本命は◎カネツフルーヴにする。同型馬が何頭かいて、ペースはキツイかもしれないが、この距離なら地力で粘り込めそう。
相手は○サイレンスボーイ。前走は惜しいところで届かなかったが、重賞級の力があることは分かった。問題は初距離になる2300mだが、血統的には長距離でも大丈夫。
以下▲ベラージオ、△タイムパラドックス、△ヒシアトラス。う、アンドゥオールが買えないな…。まぁいいか。
馬連 4-15、2-4、2-15、4-9、4-7 各400円 計2,000円

目黒記念 〜重賞回顧〜

◎チャクラが直線馬群を縫って差し切り勝ち。メンバーが手薄だったとはいえ好内容の勝ち方で、まだ4歳だしこれからが楽しみ。長距離戦線ではかなり期待できる。
2着にトレジャー。トレジャー?。出てることさえ気付かなかったよ…。16番人気だもんなぁ。買えないね。この馬は馬場に助けられた。
○ダイタクバートラム6着、▲シャドウビンテージ11着。1番人気アイホッパー5着。

2004年5月21日

目黒記念 〜重賞予想〜

結構飲んでしまったので、オークスと東海Sの予想は明日で。今日は目黒記念のみ。
前走重賞で5着以内という馬がチャクラだけというかなり寂しいメンバー構成。そのチャクラは天皇賞(春)で4着。スローペースを折り合っての4着だから、このメンバーでは格上の存在だ。本命。
相手は○ダイタクバートラム。去年の天皇賞(春)の3着馬。実は今年の天皇賞に出てくれば重い印を打つつもりだった馬で、調整が間に合わず回避されてしまったが、G2なら勝っても不思議の無い馬だ。
以下▲シャドウビンテージ。△タニノエタニティ。
馬連 2-15、15-17、2-17、15-18 各500円 計2,000円

2004年5月20日

さぁ日曜日はオークス。枠順が発表されたが、有力馬は怪我も無く出走してきた。といってもダンスインザムードの楽勝ムードが漂ってるわけだが…。予想は明日で、今日のところは血統の話を少しだけ。
ダンスインザムードのドサージュプロフィールは(11-1-19-5-0)。多少スピードよりだが、母の父NijinskyはClassicとSolidに属するシェフ・ド・ラス サイヤーで、スタミナの裏付けもバッチリだ。もっともドサージュを持ち出すまでも無く、オークス馬の姉ダンスパートナー、菊花賞馬の兄ダンスインザダークを見ればこの一族が2400mの距離に不安の無いのは瞭然だ。
ヤマニンシュクルはDP=(3-0-8-5-0)。父系のパーソロンの系統はほとんど日本独自の血統と言ってもよく、DPが少ないのは当然。この馬も母の父がNijinskyで、距離の問題はないだろう。
アズマサンダースはDP=(5-1-12-0-0)。父サンデーサイレンスで、母の父シンボリルドルフ。シェフ・ド・ラス サイヤーは少ないが、母の父シンボリルドルフのスタミナが伝わっていれば2400mに不安は無い。
有力馬はこんな感じだが、他にドサージュ的に面白そうなのはメイショウオスカル。DP=(4-1-7-0-6)。母系が日本の名牝系のラインで、シェフ・ド・ラス サイヤーは少なく、DPも少ないが、父系はスタミナ豊かな血統。父フジキセキの母父Le Fabuleuxとその父Wild RiskはともにProfessionalに属するシェフ・ド・ラス サイヤーで、このスタミナが上手く伝わっていると面白い。父フジキセキの産駒は今のところ短中距離に良績が集まっているイメージだが、秘められたスタミナを伝えられる可能性のある種牡馬だ。
馬券的には面白くないかもしれないが、ダンスインザムードは海外遠征も視野に入っているはずで、良いレースを見せて欲しいね。

2004年5月16日

プリークネスS

5/15に行われた米三冠レース第2弾プリークネスSは、ケンタッキーダービーの覇者Smarty Jonesが勝った。11馬身1/2差の圧勝だった。6/5のベルモントSに勝つと三冠馬誕生ということになるね。Smarty JonesはレベルS、アーカンソーダービー、ケンタッキーダービーの3つのレースの勝者に与えられる500万ドルのボーナスをすでに手にしているが、次のベルモントSに勝つとトリプルクラウンのボーナス500万ドルをさらに手に入れることになる。これも得ることになると史上最高金額獲得馬になることは確実だ。(NTRA)

京王杯スプリングC 〜重賞回顧〜

やや重と聞いたときは「しまった」と思った。テレグノシスは道悪が下手である。でもそこまでの芝のレースを見ている限り、あまり悪そうに見えなかったので、予想通り購入した。
ギャラントアローが逃げてエースインザレースが競りかける展開。1000m57秒のハイペースで直線へ。内を突いて伸びてきた△ウインラディウスが押し切って東京新聞杯に続く重賞2勝目。2着に後方2番手から外を伸びた◎テレグノシスで、馬連7-11で馬券も快勝。2番人気と5番人気で36倍とはおいしい。
ウインラディウスは現在絶好調で、1分20秒4のレコードも素晴らしい。安田記念も健闘できそう。テレグノシスが2着になったのは内外の差だけで、やはり東京は走る馬。
○マイネルソロモン11着、▲マチカネアカツキ4着。マチカネアカツキは初距離でレコード決着にしては走った方。距離はもうちょっとあった方が良いので、1600〜2400くらいならもっとやれそう。これからも注目だ。

新潟大賞典 〜重賞回顧〜

雨。やや重発表だったが、直線はかなり痛んでいたようで、逃げたアラタマインディ以外は全馬直線外に持ち出して横一線。こんなレースはなかなか見ないね。勝ったのは△マイネルアムンゼン。2着にハレルヤサンデー。
1番人気◎ヤマノブリザード13着。道中は最後方からで末に賭けたが不発。外側で詰まったという感もあるが、伸びていれば突き抜けられたね。重馬場も勝ったことがあって、道悪は苦手じゃないはずだが、やはり調子がまだ戻りきっていないのかも。
○アサカディフィート10着、▲ブルーイレブン7着。

2004年5月14日

京王杯スプリングC 〜重賞予想〜

なかなか面白いメンバーが揃った一戦。本命は昨年の勝ち馬◎テレグノシス。休み明けがどうかという懸念はあるが、東京1400mは最もこの馬に適した舞台。差し切れる。
相手は○マイネルソロモン。昨年後半シーズンは不振だったが、前走のダービー卿を休み明けで2着。叩き2戦目のここはさらに上積みが望めそう。
マチカネアカツキは▲まで。ダービー3着の実力馬だが、1400mはちと短い感じがする。以下、△ウインラディウスまで。
馬連 11-13、3-11、3-13、7-11 各500円 計2,000円

新潟大賞典 〜重賞予想〜

本命◎ヤマノブリザード。不振の4歳シーズンを送ってきたがようやく復調気配。力さえ戻れば朝日FS2着の実力馬だ。相手も弱く復活のチャンス。
相手は○アサカディフィート。好不調の波が激しくて分かりづらい馬だが、切れ味はなかなかで、新潟の2000mは合うはず。
以下、▲ブルーイレブン、△マイネルアムンゼン、△ウインクリューガー。
馬連 1-14、6-14、1-6、14-16、11-14 各400円 計2,000円

2004年5月9日

NHKマイルC 〜G1回顧〜

いやー強い。強過ぎたよキングカメハメハ。
予想した通りタイキバカラが物凄い勢いで逃げて1000m57.8秒のハイペース。▲キングカメハメハは道中シーキングらとともに中団待機。直線で抜け出すと1頭だけ脚が違った。5馬身離しての快勝の上、1分32秒5のタイムはレースレコードで、かなりの好タイムだ。2着は△コスモサンビーム。3着に○メイショウボーラー。
◎シーキングザダイヤは道中キングカメハメハと同じような位置にいたが、直線伸びず7着。最後は少しだけ伸びているので、気性的に難しいのかも。次走で真価が問われることになるが、休養しそうな予感。
○メイショウボーラーは3着。道中押さえて3番手。自分の競馬をして結果を残したというところ。△コスモサンビームも自分の競馬をしての堂々2着で、今回は勝った相手が強過ぎた。
予想の時は印だけつけて細かいことは書かなかったが、△ビッグファルコンが5着。16番人気で5着なら大好走。クリスタルCの追い込みが印象的で注目していたのだが、やはり東京の長い直線はあうようだ。これからも期待したい1頭。
さてキングカメハメハだが、本当に素晴らしい強さで、マイルでこれだけ強いと逆に2400mの距離が心配になってしまうほど。ただ、昨日書いた通り、血統的には2400mも持つはずで、ダービーも勝つようなら新しいビッグスターの誕生ということになるだろう。もし安田記念に出てもデュランダルと良い勝負が出来るはず。それほど今日のレースは強かった。というか皐月に出てほしかったなぁ。

イングランディーレ

天皇賞(春)を逃げ切りで制したイングランディーレが英国に遠征してゴールドC(G1、芝20ハロン、6/17)に挑戦するプランがあるらしい、と各スポーツ紙で報じられていた。まぁゴールドCがどうとか、調教師のコメントがどうとかいうのはスポーツ紙に任せて、こちらは血統の話を少し。
と言ってもイングランディーレの血統は、母系がバリバリの日本ドメスティック血統で、そのままドサージュを適用することは出来ない。
ということで、父ホワイトマズルのドサージュを見てみると、DP=(4-2-12-2-8)、DI=0.75、CD=-0.28。ホワイトマズル自身も2400mを得意としていたが、ドサージュの傾向を見てもClassicタイプの馬だ。特徴的なのは母の父Ela-Mana-MouがProfessionalに属するシェフ・ド・ラス種牡馬で、スタミナに溢れた血統であるという点だ。ホワイトマズルがこのスタミナを仔に伝えてもおかしくないわけだ。
イングランディーレはこのように父系からスタミナを得ているし、母系も母の父リアルシャダイでスタミナ充分な系統。このように見てみれば天皇賞(春)を逃げ切ったスタミナにも納得がいくというものだ。ゴールドCは20ハロン(約4000m)という長丁場ではあるが、血統的には心配ないといえる。あとは他馬との能力の比較の問題で、スタミナがあれば勝てるというほど本当のG1というのは甘くないわけだが、遠征自体は素晴らしいことなので是非とも頑張ってほしいもの。

2004年5月8日

NHKマイルC 〜G1予想〜

驚いたことに前日売単勝1番人気はキングカメハメハだった。普通に考えればシーキングザダイヤが1番人気になるはずなのだが、底を見せていないことでの期待票も混じっているのかもしれない。しかし現実的に考えると、キングカメハメハの大目標は次のダービーで、ここで一杯に仕上げてくるとは考えにくい。
ちなみにキングカメハメハのドサージュプロフィールは(9-2-12-1-0)。DI=2.42、CD=0.79でスピードタイプの印象が強いが、DPがClassicに一番多いということもあって、おそらく距離もある程度持つタイプだろう。(ドサージュ理論については血統研究室で)。毎日杯の強さが印象的で、皐月に出てくれば本命を打とうと思っていたくらいなのでここも期待したいが、狙いはダービーということもあってここは▲にとどめる。
本命は◎シーキングザダイヤ。母親はあのシーキングザパールで、父は今世界で最も優秀(高い)と言われている種牡馬ストームキャット。日本の現役馬の中で最も良血といって良いのかもしれない。母親は追い込みタイプだったが、ダイヤは先行して抜け出す脚があり、どんな展開への対応も出来るタイプ。重賞2連勝という勢いもあり、しかもここが最大目標。死角なしと言っていい。
相手は○メイショウボーラー。皐月賞は展開に助けられた印象が強いが、1600mなら自力でも力を発揮できる距離。タイキバカラが物凄い勢いで逃げることが予想され、あまりに競ると苦しいが、底力を見せられるはず。
以下△コスモサンビーム、△ビッグファルコン。
馬連 5-6、5-13、6-13 各1,000円 1-5、5-10 各500円 計4,000円

京都新聞杯 〜重賞回顧〜

1着○ハーツクライ、2着▲スズカマンボで、馬連5-11的中。900円。○-▲だったが、まぁ良し。
1000m59.7秒だから、平均ペースかな。後方から2番手でレースを進めたハーツクライが直線突き抜けて快勝。なかなかの切れ味だった。本番は直線の長くて広い東京コースなので、見せ場くらいはあるかもしれない。ただし使い詰めだけに疲労は心配だ。
スズカマンボはハーツクライの前で進んだが、切れの差だけ敗退。そういや若葉Sのワンツーと同じ結果だな。
◎フィレンツェ7着。中団で折り合って、直線伸びるかと思ったら、全く伸びず。こんなに負けるとは思わなかったなぁ。

2004年5月7日

京都新聞杯 〜重賞予想〜

本命は◎フィレンツェ。オープンに上がってからは離された3.4着とパッとしないが、母は名牝フラワーパークで、ここ一番の底力に期待したい。もっともフラワーパークは1200mの馬だっただけに距離は心配だが…。
相手は○ハーツクライ。皐月賞に出走した馬が凡走することで有名なレースだが、この馬は皐月賞は出ただけ。何もしていないといっても良い。中2週でも疲労は無いはず。
以下、▲スズカマンボ。ミスティックエイジは皐月好走の疲労が気になるので無印。NHKマイルの予想は明日します。
馬連 10-11、5-10、5-11 各500円 計1,500円

2004年5月5日

血統研究室コーナー

血統を研究するコーナーを新設した。とりあえず、ドサージュ理論の説明とシェフドラスサイアーの表をアップした。(こちらから。左のフレームからも飛べます)
この2つは以前やっていたホームページで使っていたもので、それを書き直したもの。シェフドラスサイアーは前に訂正してから4年近く経ってしまっているので、かなり追加されていて修正に手間取った。
ドサージュ理論はシェフドラスサイアーを利用して、距離適正やスピード・スタミナを推定する理論だが、見てもらえれば分かる通り、シェフドラスサイアーが全て欧米のもので、これを日本の競馬に当てはめることは現実的ではない。最終的には日本のシェフドラスサイアーを作るというのが理想であるが、そこまで出来るかどうか…。現状だとジャパンCなどにやってくる外国馬や輸入される種牡馬の距離適正を見たりするのにしか使えないね。

2004年5月3日

ケンタッキーダービー

昨日チャーチルダウンズで行われた第130回ケンタッキーダービーは、Smarty Jonesが勝った。Smarty Jonesはこれで7戦7勝。無敗のダービー馬は130回の歴史の中でも5頭目。1977年のSeattle Slew以来の快挙。なお、Smarty JonesはレベルS、アーカンソーダービーに続き、ケンタッキーダービーを制したので、この3つのレースの勝ち馬にかけられていた500万ドルのボーナスも手に入れた。(NTRA)

天皇賞(春) 〜G1回顧〜

10番人気イングランディーレが大逃げ。後方は牽制しあって動けず、そのままなんと7馬身差をつけて逃げ切ってしまった。2着にはゼンノロブロイ。3着はシルクフェイマスだった。
逃がし過ぎ。それに尽きるね。G1では往々にしてこういうことが起きる。まぁ自力で潰しにいけるほどの能力を持った馬がいなかったということではあるので、しょうがないのかもしれない。
◎ウインジェネラーレ14着。「距離が長かった」とは蛯名騎手の弁。位置取りも後ろ過ぎで、もうちょっと前目につけて欲しかったな。行き脚がつかないとかいうほど速いペースでもなかったしね。
1番人気リンカーン13着。前日予想で指摘した通り、危険な人気馬だったという結果になってしまった。なによりマスコミがあまりに持ち上げすぎ。ようやく本格化を迎えつつある馬なので、これからの成長を期待したい。
2番人気ネオユニヴァース10着。ジョッキーもレース後に言っていたようにやはり距離だろう。もちろんこれからも、2000から2400mのG1では上位必至な馬だし、重馬場であればより強さを見せるだろう。
3番人気ザッツザプレンティ16着。難しい馬だねぇ。人気薄か重馬場の時以外に、この馬を中心に馬券を買うのは危険だ。
日本競馬の中心が、長距離から短中距離に変わってきているのは、もう10年以上前からのことだが、長距離戦線の層は例年薄くなる一方だ。自力でレースを作れるくらいの強い馬が長距離戦線にいないのは悲しい事実だ。今、JRAのレース番組は、短中距離に厚く、長距離のレースは少ない。このままいけば天皇賞(春)を頂点とする長距離レースはどんどん廃れていくことになるのだろう。

2004年5月1日

天皇賞(春) 〜G1予想〜

前日オッズではリンカーンが単勝2.1倍で1番人気。確かに暮れの菊花賞、有馬記念で連続2着し、明けて阪神大賞典を快勝と、波に乗ってはいる。しかしG1未勝利馬をそこまで信頼するわけにいかない。単勝2.1倍なんてほど圧倒的な差が他馬とあるわけではない。武豊が騎乗しているからといって過信禁物だ。
ザッツザプレンティは菊花賞で初めて良馬場でも走れる馬であることを証明したが、有馬記念ではマークにあうと簡単に惨敗。実に難しい馬だ。前走でリンカーンには敗れたが、2kgの斤量差があったわけで、能力的には互角だろう。
ネオユニヴァースは大阪杯の勝ち方を見ると、本質的には2000〜2400mの馬なのだろう。菊花賞では勝ちにいっての3着で力は見せたが、さらに1ハロン伸びる距離がどう出るか。
ゼンノロブロイは一体どうしてしまったのかというほどの不振で、ここ3走は覇気の無い競走を続けている。こちらも本質的には2000mの馬ではあるが、ペースがスローになるここなら乗り切れる可能性はある。ただ本調子ならという条件付きだ。
さて、こういった具合に上位人気馬に不安な要素が見え隠れする中、俺の本命は◎ウインジェネラーレにする。昨年暮れに1000万下、1600万下と連勝して、AJCCで2着、前走日経賞で重賞初制覇と絶好調の昇り馬だ。父はタマモクロスで、なんとも父親譲りの晩成型急成長ではないか。前走は逃げたが、抑えても折り合いの付く気性で、ペースは遅くなるだろうから前々につけての抜け出しが期待できる。
人気薄を連れてきてくれることを期待しつつ総流し。
馬連 7番総流し 各500円 計8500円

青葉賞 〜重賞回顧〜

1000m60.2秒の平均よりちょっと速いペース。中団につけていた2番人気ハイアーゲームが直線抜け出して、2分24秒1の好タイムで快勝。2着に△ホオキパウェーブ。
ハイアーゲームは想像以上に強い勝ち方だった。しかもかなりの好タイムで、本番でも好走が期待できる勝ち方だったといえるだろう。無印にしてしまったことを反省。
◎シェルゲームはハイアーゲームには離されたが、2着のホオキパウェーブとはクビ差の3着。-12kgと絞れていた。道中2番手につけていたが、ちょっとペースが速かったか。
○マイネルポロネーズ8着、▲アドマイヤビッグ5着。

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