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2006年1月の日記

1月31日

今日もShade8をいじる。概念的に難しいというか、感覚的に操作できない。グラフィックは俺にとって初ジャンルなので、そんなものなのだろうが、慣れるまでは時間が掛かりそうだ。基本的な操作は大体理解できたと思うが、実際使いこなすのは大変そうだ。本を読み進めながら、もうちょっと学んでいこう。
今日もゲームはお休み。

1月30日

「Shade8 basic」という3D作成ソフトを買った。本を見ながらいじっていたので、ゲームはお休み。どうやら、このソフトは最終的に3Dアニメーションまで出来るらしいが、そこまで到達するのは至難の業っぽい。気が向いたらいじって遊んでいこう。

1月29日

競馬大敗。参ったね。買いすぎたか。
キングダムハーツ2。レベル28まで。手と目が疲れた。戦闘だけじゃなく、ミニゲーム的な要素も一杯あるわけだが、どちらかというと、ミニゲームの方が難しかったりする。もともと無い反射神経がどんどん衰えてるんだろうな…。

1月28日

待ちわびた土曜日。
キングダムハーツ2再開。レベル23まで。ワールドとワールドを結ぶルートの途中でシューティングゲームをしないとならないんだけど、これが苦しい。簡単なんだけど、ボタン連射ってのは、手や腕にくるね。

1月27日

飲んで帰宅。午前。仕事的に苦しい事があったのだが、飲んで愚痴ったら収まった。単純な俺。
今日もゲームは出来ないが、週末は競馬に行かないので、ゲーム三昧といこうかな。

1月25日

世間は耐震強度だライブドアだと騒がしいが、俺的にはさしたるトラブル関係もなく平和な状態だ。まぁ実際は束の間の平和という感じだけどね。
会社で研修があったりして精神的に疲れたので、今日もゲームはお休み。ここ3日ほどゲームを休んでるが、週末一杯やればいいかな。

1月24日

昨日は飲んで午前帰宅。風呂に入った記憶もおぼろげなほど酔っていたので、日記もゲームもお休みだった。
Mac。雰囲気を楽しむため、純正の一つボタンのマウスを使っていたのだが、これがどうしても慣れないので、二つボタンのマウスを買い直した。マウスはWindowsの方でもMS製と決めているので、Mac用にもMSのマウスを購入。場所の問題があるので小さいノート用のだ。ドライバをインストールして使ってみると、やっぱり二つボタンの方が使いやすい。しかもOS Xからは右クリックメニューにも対応していて、Windowsライクな使い方も出来る。良い感じだ。
今日もゲームはお休み。

1月22日

トップにも万馬券ゲットの事を書いた通り、最近割と良い調子だ。来週からは東京開催。指定が取れてないので、行くかは分からないけどね。
キングダムハーツ2。レベル20まで。まだ中盤くらいかな?。とにかく動きが激しいので、手と指が痛くなる。ということで、あまり長時間のプレイは出来ないんだけど、1日数時間でもサクサク進んでいけるのは嬉しいところだ。逆にハードなユーザーには物足りないかもしれないけど、俺には丁度いいな。

1月21日

雪。珍しく結構降ったなぁ。中山競馬が中止になったり。家の周りも10cmくらい積もってた。明日は晴れらしいので、綺麗になくなると良いんだけどね。
キングダムハーツ2。レベル15まで。意外に難しいところがあったりして、何度かコンティニューする羽目になったりした。アクションものは苦手だ。でも戦闘に爽快感があるので、それほどリトライが苦にならないのは良いところだ。ディズニーキャラが続々と出てくるんだけど、よく考えてみると、俺ディズニーアニメを一つも見たことがないんだよな。キャラとしては知ってても、どういうキャラなのか分からないつーか。でも知らなくても楽しめるというのは、やっぱりそれぞれのキャラがちゃんと立ってるってことなんだろう。なんかアニメも見たくなってきた。おぉ、ディズニーの狙いはそこなのか。

1月20日

飲んで帰宅。午前にはならなかったが、久々の5日労働で疲れているせいか、かなり酔った。KH2はお休み。
明日は東京にも雪が降るらしいので、この週末もゆっくりゲームだな。

1月19日

さぁ今日もキングダムハーツ2、と思ったら、Amazonで買ったDVDとCDが届いていたので鑑賞することに。ということでKH2はお休み。DVD2枚とCD1枚はそれぞれ満足いくものだった。良かった。

1月18日

キングダムハーツ2。さぁこれからは本格的に2だ。といっても、寝不足がピークなため2時間ほど。レベル10。出来は非常に良い。2は全然3D酔いもしないし。1をやっていて、ディズニー好きなら、さらに堪えられない面白さなのだろうが、1をやってなくても、ディズニーが好きじゃなくても、充分に面白いゲームだ。

1月17日

そしてキングダムハーツ購入。1とは書いてないが、これが1だ。2時間ほどプレイしてみた。操作系統はほとんど同じ。だが一つだけ。視点変更が2と違うのだ。R2、L2ボタンで左右にカメラ移動なんだが、この視点移動は3D酔いが物凄いことになっちゃうんだよね。(2では右スティックで視点変更)。
ということで、慣れればなんとかなりそうだけど、そんなにノンビリやるつもりも無かったので、1は置いといて、2を再開することにした。1の触りと説明書で、大体ストーリーは見えた。
今日は3D酔いが取れないので、明日から2だな。

1月16日

昨日↓になってしまい、俺のコンシューマRPG熱が不完全燃焼だ。ということで、キングダムハーツ2を買ってきた。スクエニのPS2用RPGで、どうやら100万本以上出ているみたいだし、期待できそう。
帰宅して2時間ほどやってみた。出来は良い。戦闘もアクションだが、分かりやすい。これは結構イケそうな感触。しかし重大なことに気付いた。これってやっぱり、「1」をやってた方が面白いんだろうなぁ、ってこと。そう、「1」やってないんだよね。でも2をちょっとやってしまった今、1をやって楽しめるか、という問題もあるしなぁ。悩みどころだ。
1をやってから2をやり直す、1のことは忘れてこのまま2をやる。どっちがいいんだろうか。とりあえず1買ってきてみるかな。

1月15日

案の定、遅く起床。棚を直すのは諦め、PS2のローグギャラクシーをやることにした。悪評の高いゲームになってしまっているが、どんなもんなのかなと。
序盤はかなりヌルくて、このくらいのヌルゲーが丁度良いかなと思っていたが、4章に入って、長大なMap、強力な敵の嵐。後で攻略サイトをのぞいてみたら、まだ半分もきてなかった。ちょっと愕然なバランスだ。結局セーブも出来ず、最後の3時間ちょいは無駄にしてしまった。
まず、インターフェイスの出来が悪い。3D系のゲームは、視点移動を含めたインターフェイスが命だ。これがショボイと厳しいことになる。そしてこの4章のバランス。アクションRPGなので、確かに俺が下手だということもあるのだろう。それにしてもこれは厳しいんじゃないかなぁ。せめて回復スキルがある奴を連れて行けるようにして欲しかった。これ、途中で金もポーションも尽きたら、もう動けないんだけど…。
久々のコンシューマーRPGだったけど、俺的に再開は厳しいかもね。

1月14日

最近またインターネットが重い。P2Pをやってるやつがマンションにいるのかな。
Macいじり、血統ページの更新。DVD鑑賞と、いつものように穏やかな休日。ホントは棚をちょっと直すために、部品を買いに近所のホームセンターに行こうと思ってたのだが、雨なのでやめた。明日早く起きれたら行くことにしよう。

1月13日

部の新年会のようなもので、肉。まぁ今週もくたびれたわ。

1月12日

OS X Tigerの書籍と、Mac fanを買ってきた。書籍の方は大した内容じゃなくてガックリ。多少参考になったが、「ちょっと詳しい操作説明書」レベルの内容だ。いらなかったな。
Mac fanは、もちろんユーザーとして見るのは初めて。そういう視線で見ると、ちょっと難しい内容だ。初心者向けの記事もあるのだが、やっぱり使ってる人向けの記事が多いかな。でも書籍よりはかなり参考になった。同じ出版社のものなのに、結構違うもんだな。もっとも、読者のレベルはマチマチだから、書籍にしても雑誌にしても、ピッタリのものは難しいんだろう。ネットで情報を探した方がいいという今の風潮は、まさしくその辺りに原因があるんだろうな。
昨日書いた「classic環境が必要です」問題はアッサリ解決。Tiger上にOS 9を起動して、OS 9用のアプリを動かすんだそうだ。いわばエミュレートということのようだ。インストールして、アプリをDLしたりした。とりあえず画像を加工したりフリーウェアを入れた。後はテキストエディタとか色々探してみよう。

1月11日

Mac miniいじり。とりあえずはアプリケーションを色々といじってみる。うーむ、なかなか異文化な感じだ。
ブラウザはほとんどWindows系と変わらないが、これは当然か。ただ使い勝手が今ひとつ。でもSleipnirにMac版はないしな…。これで慣れていくしかないかな。あ、ヒラギノフォントは実に綺麗で、これだけでもかなり満足。
何もない状態なので、まず圧縮解凍関係のアプリを入れることに。Windowsで言えば「Lhaca」とかね。(新しいマシンにした時にはまず圧縮解凍アプリを入れるようにしている)。調べると「Stufflt Expander」とかいうアプリがMacの圧縮解凍系の定番の一つの模様。Vectorにあったので落としてみるが、インストールの仕方が分からない。ファイルをダブルクリックしても何だか違うようだ。しょうがないのでさらにgoogleで調べて、Stufflt ExpanderのOfficialサイトまで行き、そこからDLしたら何とか入れることが出来た。しかしアプリのインストール方法もなんか勝手が違うのでやりにくいな。
あとはテキストエディタとか画像加工系のアプリでも落とそうかな、と思い立ち、Vectorで落とし、解凍していくと、「classic環境が必要です」みたいなメッセージが出て先へ進めない。ふむふむ、OS X Tigerというのは新しい世代のOSなんだなぁ。インストールCDを入れてその環境を導入することは出来そうだが、それはもうちょっと調べてからにしよう。
Mac mini関係のムックは1冊買ってあったので、それを見つつ色々やってみようかなと思っていたが、もうちょい基本から書いてあるような本やサイトを探していかないといけない感じ。フォルダやファイルの概念がWindowsとはちょっと違っていそうで、その辺を理解したいところ。
その辺を理解した上で、アプリをいじっていこう。うん、なかなか楽しくなってきたぞ。最終的には箱を開けて、メモリを増設したりする予定だが、それはまだ先の話だな。

1月10日

連休明けから痛飲。午前。そして帰宅すると、週末かなと思っていたMac miniがもう届いていた。かなり酔ってはいるものの、試してみたい衝動を抑えきれず、開封して接続。特に難しいことも無く、接続するだけでちゃんと起動した。ネットワークにもちゃんと繋がり、インターネットにも難なく接続。アップデートだけして、後は明日という感じかな。もう2時半だしな…。とりあえずヒラギノフォントは綺麗だ。

1月9日

三連休最後の日。一日中HPの更新をしていた。眼が痛い。あ、そういえば、腰や肩はそんなに痛くないな。やっぱり机と椅子というのが体に良い感じだ。
表や数字をhtmlに書いていくのはしんどい作業だが、目的はその先にある。このドサージュ理論という日本競馬にはあまり適用できない理論を、日本競馬向けに使えるものに変えたいのだ。つまり、日本競馬版Chef・de・Race種牡馬を選定したいという大それた野望がある。もっとも、大それてる割に、距離適正を見極めるくらいしか使い道が無いが、そういう無駄なことでも、俺が競馬を見ていく上での足しになれば良いなと。
EQ2日本語版。入っただけ。そろそろ次のゲームを探す時期かな?。ただ、HP更新熱が高まってるし、Mac miniももうすぐ届くし、新しいのに手を出すのは、もうちょっと先でもいいかな。

1月8日

三連休中日。ローグギャラクシーを始めようと思ったのだが、他の事をしていたので始められなかった。
買って放置状態だったDVD、CDを聴いたり。満足。
HPの血統関連を更新している。種牡馬名鑑を作っているわけだが、思った以上に大変だ。昔FrontPageで作ったHPなので、htmlの記述がメチャメチャ。これの修正がまず大変。それから、Dosageの数値は毎年変わるので(種牡馬が追加になるので)、昔作った時と今とで数値が違うのだ。これの照合が苦しい作業だ。
昔の分の修正が終わってから、最近の種牡馬を足したり、コメントを入れていったりする予定で、なかなか長期の作業になりそうな感じだ。
EQ2日本語版。入っただけ。

1月7日

懸案のMac miniだが、結局買うことにした。んで、今日、ビックにでも買いに行こうと思ったのだが、寒いので止めて、Apple Storeで買うことにした。来週末には着くだろう。
HPを色々と試しているが、今のところ、XoopsとWikiの組み合わせでテスト中。簡単な反面、自由度は低いが、それでも工夫しながら作ってる感があって、いじってるだけでもなかなか楽しい。問題はLolipopのDBサーバーが異常に重いことだが、広く公開するためのものでもないので、その辺は目をつぶろう。
EQ2日本語版。少しだけ。「少しだけ」ってのが多くなってきた感じだが、あまり戦闘ができない状態なのでしょうがないか…。2ndもちょっとやってみたが、やっぱり同じことをまたやるのは面倒だな。
明日からローグギャラクシーを始める予定。

1月6日

木金と二日しか働いていない今週だが、やけに疲れた。仕事が久々だったからか、気持ち的なものなのか。
EQ2日本語版。生産レベルを一気に60に。これでレベルキャップ。次の拡張パックまでは60のままというわけだ。

1月4日

休みも終了。短い!。
そういやまだMac miniが欲しい。買う方向で考えてみようかな。ちょうどすぐ3連休だし。
EQ2日本語版。生産のレベルが57に。もう60は近いな。材料もバイタリティもあるので、あとはヤル気と時間の問題だな。クエストをバシバシ進め、強いのに挑んだが敗退。なんかバグっぽい感じもする。
1日に数分づつ、どうぶつの森をやってるんだけど、ようやく家の借金を返済し終え、家が第2段階へ。また返済生活だ…。

1月3日

おぉ、休みがあと一日しかないではないか。前半に徹夜とかがあったので、短く感じるな。
EQ2日本語版。久々に長時間プレイ。クエストを進めるのをかなり手伝ってもらった。何度か死にながらも、非常に楽しかったわ。冒険はいいね。

1月2日

箱根駅伝を見たりして、ノンビリ正月モード。
HPを色々テストしているのだが、なかなかコレというものがない。上手いことCMSでDBが使えるといいんだけど、簡単なのは無いねぇ。日記は後で振り返って楽しんだりするために、今の手打ちのページにしておきたいので、その辺の連携も問題だ。とりあえずは日記だけは継続しつつ、色々と試してみるつもりだ。

1月1日

あけましておめでとうございます。
さて2005年の競馬のまとめを。(馬齢は2005年のものです)
2005年はまさに「ディープインパクトの年」であった。ディープインパクトについては何度もトップページで書いているので、あまり詳しくは書かない。ナリタブライアン以来久々の三冠馬である。しかも無敗での三冠ということで、その成績には素直に敬意を表したい。素晴らしい。ただ、結果的に有馬記念で負けたことで、現状の評価としては、普通の一流馬に過ぎないということになってしまった。「超一流馬」と呼ばれる馬は、3歳でも有馬記念に勝つものだ。シンボリルドルフもナリタブライアンも勝ったし、シンボリクリスエスだって勝ったのだ。JCを見送り間隔を取って、しかも斤量の軽い身での敗戦は言い訳の効くものではないし、もちろん陣営は言い訳をする気もないだろう。
芝の中長距離戦線は近年稀に見る大不作で、ゼンノロブロイの引退によって一流馬がほとんどいない状態。ハッキリ言って、こんな状態で日本で走ってG1をいくつも取ったところで何の評価にも値しない。国内で走れば5つ中4つはG1を取るだろうが、ディープインパクトには是非とも海外で走って欲しい。日本馬の海外での(芝中長距離の)最高成績はエルコンドルパサーの凱旋門賞2着だが、それを超える成績が求められることになるだろう。
3歳牡馬(芝)はディープインパクト以外にパッとした馬が全然いなくて、3歳牡馬で芝の古馬混合重賞に勝ったのは、シンボリグラン(CBC賞)ただ一頭。中長距離以上では一頭もいない上に、秋の混合G1での上位入選もないという驚くべき低レベルだった。
そんな中ではシックスセンスが暮れの香港ヴァーズで2着に入った。未勝利戦以外勝っていないが、皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞4着と、相手なりに走る馬なのだろう。それでもウィジャボードの2着だったのは評価できる内容で、06年にディープ以外で芝の中長距離で期待できそうな唯一の3歳牡馬と言えるだろう。

3歳牝馬はなかなか活気のある年で、ラインクラフトが桜花賞とNHKマイルCの変則二冠を取り、シーザリオもオークスとアメリカンオークスの変則二冠を取った。ラインクラフトは秋にはエアメサイアに続けて敗れたものの、古馬に混じってのマイルCSで3着に突っ込み、06年のマイル戦線に期待を抱かせる。
シーザリオは日本馬として初めてアメリカのG1に勝った。これは大変な功績で、秋シーズンにもう一つG1を取っていれば年度代表馬になっていても不思議ではなかっただろう。残念なことに故障してしまって休養中だが、復帰してくれば手薄な芝中長距離戦線での活躍が期待できる。
秋の秋華賞はエアメサイアが取った。ラインクラフトを下しての勝利だけに価値は大きいが、エリザベス女王杯では5着に沈んでしまった。

古馬の中長距離戦線は中心馬不在だったが、スイープトウショウが牝馬ながらもG1を二つ勝ち、存在感を示した。スイープトウショウは安田記念で2着した後、宝塚記念に勝ち、秋はエリザベス女王杯も勝った。後方一手なのでペースが常に問題となるが、平均ペース以上なら確実に結果を出していて、06年もマイルから中距離戦線では中心的な存在になるだろう。
春の天皇賞はスズカマンボ、秋の天皇賞はヘヴンリーロマンスとどちらの天皇賞も大穴が勝った。春は雨、秋は超スローと、荒れた原因がハッキリしている。どちらの馬もその後はパッとしない成績で、こうなるとフロックだったということになるだろう。
ハーツクライにとって05年は勇躍の年になった。宝塚記念で豪脚を繰り出して2着。秋の天皇賞は超スローに泣いたが、続くJCではアルカセットを3cm差まで追い詰める鬼脚で2着。3歳時はダービーでも2着で、そういう星の下に生まれた馬なのかと思わせたが、有馬記念では一転先行して、ディープインパクトを完全に押さえ込んでの快勝。JCでの日本馬最先着と有馬記念の勝利で、2005年の最強馬はハーツクライということになる。来年は海外遠征も視野に入っているそうなので、その辺りも期待したい。
04年の年度代表馬ゼンノロブロイにとってはなんだかチグハグな年で、宝塚記念で3着後、渡英してインターナショナルSで2着。このまま凱旋門賞に挑戦か?と思われたが、オーナーサイドの意向で帰国。この辺りからおかしくなってきて、秋の天皇賞2着、JC3着、有馬記念8着で現役生活を終えた。返す返すもインターナショナルS後に帰国したのが残念で、そのまま凱旋門賞でもBCでも狙って欲しかった。サンデーサイレンスの後継種牡馬として頑張ってほしい。

短距離からマイル戦線では、王者デュランダルが春シーズンを全休し、高松宮記念ではアドマイヤマックス、安田記念ではアサクサデンエンが勝った。アドマイヤマックスは高松宮記念で悲願のG1初制覇。その後は秋もスプリンターズSで3着するなど、一年を通して走ったが、勝てなかった。この馬も引退して種牡馬となるが、サンデーサイレンスの良血馬だけに、子供にも期待できると思う。
アサクサデンエンにとっても安田記念はG1初勝利。秋の天皇賞、香港マイルと負けたが、06年も現役続行らしいので、マイル戦線では注目だ。
秋のスプリンターズSでは香港馬サイレントウィットネスが勝った。安田記念では3着に敗れていたが、さすがに1200mのレースでは強さを発揮した。日本の最強馬デュランダルを完封しての勝利だけに、さすがに世界最強スプリンターと言われることはある。もっとも香港と日本だけで世界最強というわけにはいかないだろうから、06年は欧州遠征などもしていくのだと思う。
続くマイルCSを勝ったのはハットトリック。後方から追い込んでダイワメジャーをハナ差捉えてのG1初制覇。その後香港に遠征して香港マイルまで勝ったのだから、この馬は実は良い馬なんだな。見誤っていた。反省。06年も現役続行だと思うが、海外遠征を含めて期待できそうだ。
王者デュランダルは、スプリンターズSで復帰して2着。その後のマイルCSでまさかの8着に敗れてそのまま引退。じつに王者らしからぬ去り方で、せめて香港での雪辱を目指して欲しかったが、サンデーサイレンスの快速産駒ということであれば、大事を取っての引退もしょうがないのだろう。

ダート戦線は相変わらずのハイレベルで、芝のレースよりよっぽど面白いレースが05年も展開された。フェブラリーSを勝ったのはメイショウボーラーで、影をも踏ませぬ快逃劇でのレコード勝ち。その後は高松宮記念で惨敗して調子を落としたようだが、2006年も現役続行らしいので、復調すればまた素晴らしいスピードを見せてくれるだろう。
もう一つの中央G1、JCダートは3歳のカネヒキリが勝った。ダート版ディープインパクトなどと呼ばれもしたが、終わってみれば古馬相手にG1を勝ったこの馬の方がディープより格が上だったということになるだろう。JCダートの他に、ジャパンダートダービー、ダービーGPにも勝っていて、素晴らしい成績だった。今後はドバイやアメリカでの活躍も期待したい馬だ。
04年のJCダートの勝ち馬タイムパラドックスは05年も元気に走り、川崎記念、帝王賞、JBCクラシックと3つのG1を勝った。肝心のフェブラリーSとJCダートが共に4着なので最優秀ダート馬は難しいかもしれないが、11戦もして全て4着以上という成績は立派だ。
勝っていないので目立ってないかもしれないが、シーキングザダイヤが、フェブラリーS、JCダート、川崎記念、南部杯、東京大賞典、と5つのG1で2着。04年は英仏に遠征したりしたが、05年はダートの一流馬として成長したと言えるだろう。母親が偉大なシーキングザパールで、父親はStorm Catという超の付く良血だが、G1が取れるまで引退せずに頑張って欲しいものだ。
ダート戦線は他にも活躍馬や期待馬が沢山いるので、06年も良いレースが期待できそうだ。ヴァーミリアン辺りはかなり面白いんじゃないかと思う。

さて長くなってしまったが、一通り2005年の競馬を振り返った。「ダ高芝低」、「古高3低」といった感じの一年だったかなと。最後に年度代表について。
年度代表馬 ディープインパクト
最優秀2歳牡馬 フサイチリシャール
最優秀2歳牝馬 テイエムプリキュア
最優秀3歳牡馬 ディープインパクト
最優秀3歳牝馬 ラインクラフト
最優秀4歳以上牡馬 ハットトリック
最優秀4歳以上牝馬 スイープトウショウ
最優秀短距離馬 ハットトリック
最優秀ダート馬 カネヒキリ
というのが俺的な評価。おそらく記者投票では最優秀4歳以上牡馬がハーツクライと割れるだろうが、G1を二勝でしかも海外G1勝ちというのを考えれば、ハットトリックが妥当だと思う。
最強馬はハーツクライだったと思うし、3歳牝馬もシーザリオの方が功績は大きいと思うが、一年を通しての活躍というのはなかなか評価が難しいところだね。
最後に、2006年も良い競馬が沢山見れますように。