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2014.09.29

10/5は凱旋門賞。ライバル馬をチェックして日本馬を応援しよう

uma_icon01日本時間の10月5日23時30分、フランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1、芝2400m)。日本からハープスター、ジャスタウェイ、ゴールドシップの3頭が参戦するということで盛り上がりを見せている。ライバルになりそうな海外の強豪をピックアップしてみた。



強敵はイギリスの3歳牝馬Taghrooda(タグルーダ)。各ブックメーカーでも軒並み1番人気となっている。デビュー3戦目に無敗のまま英オークス(G1、芝12ハロン10ヤード)を勝ち、続く4戦目となるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1、芝12ハロン)では3馬身差の圧勝と古馬を一蹴。前走のヨークシャーオークスでまさかの2着に敗れたが、今年のメンバーなら1番人気も当然。

続いて人気を集めているのはフランスのEctot(エクト)。3歳牡馬。デビュー戦こそ2着に敗れたが、その後は6連勝。クリテリウムインターナショナル(G1、芝1600m)の他、凱旋門賞の前哨戦となるニエル賞(G2、芝2400m)も制した。父Hurricane Runは2005年の、祖父Montjeuは1999年の凱旋門賞勝ち馬。この馬に凱旋門賞3代制覇がかかる。

フランスの3歳牝馬Avenir Certain(アヴニールセルタン)は6戦無敗。仏1000ギニー(G1、芝1600m)、仏オークス(G1、芝2100m)を勝ち、前走はノネット賞(G2、芝2000m)を快勝している。まだ底を見せていないだけに怖い一頭だ。

これら3歳3頭が人気を集め、日本馬はそれに続く評価だ。その他にも伏兵と呼ぶには強力なメンバーが出走する。

昨年の勝ち馬Treve(トレヴ)も参戦。昨年の凱旋門賞では2着のオルフェーブルに5馬身差という圧倒的な勝利を飾ったが、その後はやや低迷。今年緒戦のガネー賞(G1、芝2100m)で2着に敗れた後、プリンスオブウェールズS(G1、芝10ハロン)で3着、前走はヴェルメイユ賞(G1、芝2400m)で4着と精彩を欠いている。しかし、昨年見せた末脚は衝撃的とも言える鋭さで、復調すれば最も怖い相手かもしれない。

他にも、前哨戦のフォワ賞(G2、芝2400m)を勝ったRuler of the World(ルーラーオブザワールド、愛、牡4歳)や、前走の英セントレジャー(G1、芝14ハロン132ヤード)を快勝したKingston Hill(キングストンヒル、英、牡3歳)も、上り調子だけに怖い存在だ。

ハープスター、ジャスタウェイ、ゴールドシップと、3頭もの日本を代表する名馬が出走するということもあって、「どの馬かは勝つだろう」くらいの楽観論もあるようだが、そう簡単なものではない。特に凱旋門賞は年齢性別で斤量の差が激しく、3歳牡馬は56kg、3歳牝馬は54.5kg、4歳以上は牡馬が59.5kg、牝馬が58kgと、上下5kgもの差がある。TaghroodaやAvenir Certainといった3歳牝馬勢が人気を集めるもの無理からぬ斤量差だ。54.5kgで出走できるハープスターには有利だが、ジャスタウェイ、ゴールドシップは59.5kgを背負って走らなければならないというわけだ。斤量差や海外遠征という壁を乗り越えて、良い競馬を期待したい。