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2012.10.22

菊花賞 《2012G1レース結果》

旅行に行っていたので遅れたが、菊花賞の結果。



逃げたのはビービージャパン。トリップも続いて、1000m60.9秒、1000から2000mが61.2秒。オルフェーブルが勝った去年よりもハイペースで、走破タイムの3:02.9も優秀なタイムだ。やはりペースが上がるとレースが締まる。1番人気ゴールドシップは後方2番手追走から、2週目3コーナー手前で果敢に前を追って、4角では先頭に並びかける。直線では追いすがる5番人気スカイディグニティを振り切って、皐月賞に続く二冠目を獲得した。3着は後方から追い込んだ7番人気ユウキソルジャー。

1周目に前目にいた馬は全滅という厳しいペースだったものの、2周目にはさすがに緩み、そこを上手く突いた内田騎手。今までの常識で言えば、京都の3コーナーの坂は仕掛けずにジッとしているのがセオリーだが、そんなセオリーに囚われない、内田騎手の好判断だったと言えるし、なによりも勝ち切ったゴールドシップの強さばかりが目立った。ディープブリランテが回避になってしまったのは残念だったが、世代最強の一頭であることを証明した一戦となった。おそらく有馬記念で古馬と対戦と言うことになるのだろうが、オルフェーブル以外には現段階でも充分通用するだろう。

2着のスカイディグニティは、ゴールドシップを見ながら追走。直線も上手く仕掛けたし、メンディザバル騎手は素晴らしいものだった。ただ、勝った馬とは能力の差があり、実際、2着でもこの馬にとっては大変な好結果だったと言っていい。今ではちょっと珍しくなったブライアンズタイムの仔で、底力に優れた面もあると思われるので、今後の成長も期待できそうだ。

終わってみればゴールドシップの強さだけが際だったレースということになってしまった。ダービー上位勢が軒並み回避で、物足りないメンバーというのも正直な感想だ。ディープブリランテとの対戦はしばらく無さそうではあるが、天皇賞(秋)に向かったフェノーメノの結果次第では、世代最強争いも面白くなりそうだ。