2012.03.26
ドバイ国際諸競走に出走する日本馬が現地入り
ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイ国際諸競走(3月31日)に出走する日本馬が現地入りした。(JRA)
先週すでに到着していたトランセンドとダークシャドウに続き、スマートファルコン、エイシンフラッシュ、エーシンヴァーゴウ、ゲンテン、マカニビスティーの5頭が3月22日に到着。これで出走する日本馬はすべて現地入りした。
出走予定は下記の通り。
ドバイワールドカップ(G1、AW2000m)
エイシンフラッシュ
スマートファルコン
トランセンド
ドバイデューティフリー(G1、芝1800m)
ダークシャドウ
アルクオーツスプリント(G1、芝1000m)
エーシンヴァーゴウ
UAEダービー(G2、AW1900m)
ゲンテン
ドバイゴールドカップ(G3、芝3200m)
マカニビスティー
ついでにちょっと、ドバイワールドカップの展望。
日本馬が3頭出走。海外勢は割と手薄で、昨年のヴィクトワールピサに続く栄冠獲得も充分期待できる。
日本勢の最大の敵はSo You Think。欧州、豪州でG1を8つも勝っている実力馬。ただし、昨年末は、凱旋門賞4着、英チャンピオンS2着、ブリーダーズCターフ6着と調子を落としていた。4ヵ月ぶりとなるレースでどこまで仕上がっているか。
アメリカのGame on Dudeは、グッドウッドS、サンタアニタHの2つのG1勝ち馬。前走は2月に米でG2を勝って、上がり調子で参戦する。怖いのはこの馬か。
対する日本勢。昨年このレースでヴィクトワールピサの2着となったトランセンドは、前走のフェブラリーSでまさかの大敗。自分の形に持ち込めないと脆いところがある馬だが、それにしても前走は負けすぎ。得意のオールウェザー馬場で巻き返しなるか。
海外初遠征のエイシンフラッシュ。3歳時のダービー以来、勝利から見放されてはいるものの、昨年は天皇賞(春)、有馬記念で2着と実力を示した。国内でもダート戦出走の経験は無いし、オールウェザーも初めて。馬場適正がポイントになる。
地方競馬で9連勝中のスマートファルコンが初めて海外に挑む。おそらくなにがなんでも先頭に拘っていくだろうが、トランセンドをはじめ他の馬の出方が最大のポイントになる。トランセンドとの力比較からも、スムーズにいければ上位もあり得る。