« | »

2011.12.25

有馬記念 《G1レース回顧》

有馬記念の回顧。



オルフェーブルの強さばかりが際立った有馬記念となった。三冠馬が3歳暮れに有馬記念まで勝つのは、シンボリルドルフ、ナリタブライアン以来の2頭目で、これはもう大変な快挙と言って良い。この馬の強さ、素晴らしさを表現する良い言葉が思いつかないのだけど、これほどまでに完成された馬は今までにお目に掛ったことがない。すでに最強馬と言ってしまってもいいのだろうというほどだ。距離や道悪に関わらず良い脚を使って勝ち切るその素晴らしさ。とにかく抜け出す脚の速さは名牝スノーフェアリーに劣らないものだ。出来れば来年は国内に専念して再来年で海外へ、という路線で行って欲しいものだが、国内外を問わずに良い走りを見せてくれそうなタイプだと思う。

アーネストリーが逃げて1000m通過63.8秒という超スローペース。スローだった去年が62.0秒だったのだからいかに遅いかが分かる。直線、先行勢が粘るのかと思いきや、先行勢はことごとく沈んでいき、外からまくり気味に伸びたオルフェーブルが1着。中団から伸びた7番人気エイシンフラッシュが追い込んで2着。3着も追い込んできた9番人気トゥザグローリーが入った。良馬場で2:36.0というのはちょっと信じられないほど遅いタイムで、1000万下でも2秒は速いタイムで走る。上位5頭の上がり3ハロンはすべて33秒台、まさに上がりだけのレースになった。それだけに勝ち切ったオルフェーブルの素晴らしさと池添騎手の上手い騎乗が光った。

本命にした2番人気ブエナビスタは7着。岩田騎手の乗り方はたしかに酷かったし、非難されても仕方ないと思うが、それにしても7着は負けすぎで、調子の問題もあったのかもしれない。少頭数になったのだから焦って前に付けることもなかった、というのはあくまで結果論ではあるが、ここまで何度も前が詰まって負けるというのはちょっと頂けない結果だ。有終の美を飾ることは出来なかったけれども、この馬が素晴らしい名牝であったことは間違いないし、これから良い仔を送り出して欲しい。ここ数年の競馬を盛り上げてくれた主役だった。お疲れ様。

2着に入ったエイシンフラッシュは中団前目に付けて、最後までよく伸びた。勝った馬の脚が切れすぎたというだけで、この馬の能力は充分に発揮できたと言うことだろう。復活したのかしていないのかよく分からない馬だけど、来年も現役ならまだ見限れないという馬だ。

3着は昨年に続いてトゥザグローリー。昨年はウィリアムズ騎乗で先行から粘って、今年は福永騎手で差しての3着。どうもG1ではちょっと足りないタイプで、もうひと成長必要だろう。

4着のルーラーシップは来年が楽しみ。5着トーセンジョーダンはやはり疲れが残っているのだろう。ヒルノダムールは遠征明けにしては6着とよく走った。ヴィクトワールピサは+12kgで8着。前走でも思ったが、もうちょっとちゃんと仕上げてから出して欲しいもの。

馬券は惨敗で、ガックリ感が半端ないけど、これで今年の競馬も終了。結局万馬券も9本と、目標の10本に届かなかった。まとめは年末に日記の方で。
今日もダメだったWIN5の回顧は夜に。