2011.02.20
フェブラリーS 《G1レース回顧と馬券結果》
フェブラリーSの回顧と馬券結果。
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり | 馬体重 | 人気 |
◎ | 1 | 12 | トランセンド | 牡5 | 57.0 | 藤田伸二 | 1:36.4 | 36.3 | 514 +2 | 1 | |
○ | 2 | 13 | フリオーソ | 牡7 | 57.0 | デムーロ | 1:36.6 | 1 1/2 | 35.7 | 506 -1 | 3 |
3 | 5 | バーディバーディ | 牡4 | 57.0 | 池添謙一 | 1:36.6 | クビ | 36.0 | 488 +6 | 4 | |
△ | 4 | 7 | ダノンカモン | 牡5 | 57.0 | リスポリ | 1:36.8 | 1 1/4 | 36.1 | 526 0 | 5 |
5 | 16 | マチカネニホンバレ | 牡6 | 57.0 | クラストゥス | 1:36.9 | クビ | 36.8 | 538 -10 | 7 |
◎12トランセンド 1番人気 1着
○13フリオーソ 3番人気 2着
▲14セイクリムズン 2番人気 14着
△2コスモファントム 9番人気 16着
△7ダノンカモン 5番人気 4着
ちょっと手こずりながらもトランセンドが先行。並ぶようにマチカネニホンバレ。3ハロン35.7秒、4ハロン47.9秒。若干水を含んでいたが、それほど時計が出ない馬場ということらしいので、平均ペースくらいか。ホントかね?
直線、逃げたトランセンドが抜け出しにかかり、ジリジリと後続を突き放して、そのまま快勝。1番人気に応えた。2着に後方から飛んできた3番人気フリオーソ。3着4番人気バーディバーディ。
馬券はトランセンドの単勝12番が350円を3000円、フリオーソの複勝13番で220円が500円的中。
トランセンドは昨年のJCダートに続き、G1を連勝。予想で書いた展開とはちょっと違ったけど、それでもマチカネニホンバレは競り掛けたわけではなく、並んでいただけなので、楽な逃げだった。勝ちタイムも平凡で、メンバーに恵まれたというところもあるだろう。スタートを見る限りはやはり芝スタートが得意というわけはないようで、そういう意味では、それを乗り越えての勝利には価値があるね。
2着のフリオーソの走りには感動した。案の定スタート後の芝でスピードが乗らず後方から。予想通り。これで惨敗かと思いきや、最後の直線でグングン追い上げて、2着。今まで見たことのない素晴らしい差し脚で、かなり驚いたね。スタートからちゃんと芝なら、もっと好勝負できたんじゃないかと思えるほどの、良いレースだった。もっとも最初からダートなら先行してるわけで、たらればには意味ないな。
3着のバーディバーディは中団前目から直線上手く抜け出したものの、意外に伸びきれず3着まで。
2番人気セイクリムズン14着。先行したが、どうにもちぐはぐな競馬だった。幸君はもうちょっと頑張った方が良いね。
さて、このおかしな東京ダート1600mの話だが、以前から指摘されているにも関わらず、いっこうに改善される気配はない。実際、このままなら、「ダート1600m」ではなくて、「芝100m+ダート1500m」というのが正しい表記となる。1600m走って、最後の0.何秒を争うのだ。この芝100mの違いは大きい。こうした特殊なコースはレースに適さないものだし、ギャンブルとしても問題があるだろう。