2010.11.21
マイルCS 《G1レース回顧と馬券結果》
マイルCS 《G1レース回顧と馬券結果》
マイルCS
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり | 馬体重 | 人気 |
1 | 13 | エーシンフォワード | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 1:31.8 | 34.3 | 488 +10 | 13 | ||
△ | 2 | 8 | ダノンヨーヨー | 牡4 | 57.0 | スミヨン | 1:31.8 | クビ | 33.6 | 518 +4 | 1 |
3 | 15 | ゴールスキー | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 | 1:31.8 | ハナ | 34.4 | 472 +4 | 6 | |
▲ | 4 | 16 | サプレザ | 牝5 | 55.0 | ルメール | 1:31.8 | ハナ | 33.8 | 454 不 | 2 |
5 | 3 | ライブコンサート | せん6 | 57.0 | 和田竜二 | 1:32.0 | 1 1/4 | 34.8 | 474 +6 | 12 |
◎6ジョーカプチーノ 7番人気 9着
○5テイエムオーロラ 9番人気 10着
▲16サプレザ 2番人気 4着
△8ダノンヨーヨー 1番人気 2着
△9トゥザグローリー 4番人気 7着
回顧の前に感想から。
見ての通り予想は大ハズレで、馬券も獲れなかったけれど、あまり嫌な気持ちがしていない。それはやはり、良いレースだった、という気持ちが強いからだ。レコード決着ということもさることながら、先行した馬も後ろからいった馬も力を出し切れたのではないだろうか。そしてこのレースを演出したのはやはりジョーカプチーノ。3ハロン33.7、4ハロン45.3秒、5ハロン56.7秒というハイペースで逃げて、自身も0.6秒差に粘りながら、しまったレースを作り上げた。馬券的には全然ダメだったけど、ジョーカプチーノを本命にして良かった、くらいに思っている。
やっぱり良い逃げ馬がいるとレースが面白くなるな。スローでしか先行できない(しない)馬が多い中、こういう馬は貴重だ。これからも応援したいね。
ということで、レースはハイペースで流れて直線へ。内を突いた13番人気エーシンフォワードが早めに抜け出して、後方から追いすがる1番人気ダノンヨーヨー、6番人気ゴールスキーを抑えてレコードタイムでゴール。写真判定の結果、2着はダノンヨーヨー、3着ゴールスキー。2番人気サプレザは4着。
勝ったエーシンフォワード。人気の盲点にはなっていたが、春には阪急杯を制して、高松宮記念では3着。前走スワンS(8着)でも1番人気に推された実力馬だ。岩田騎手の完璧な競馬によるところも大きい勝利ではあるけど、馬に力が無くてはレコード勝ちまでは出来ない。マイル戦線は中心馬不在で、混沌とした状況。来年も現役続行だとは思うけど、主役の1頭として盛り上げて欲しいね。
2着に敗れたダノンヨーヨーは道中後方から。4角では最後方まで下がったものの、直線馬群を縫って伸びた。G1初挑戦でこのレースなら、今後も十分に主役として活躍できそうだ。確実に33秒台の末脚を繰り出せるのは大きな魅力で、ますます強くなりだね。
3着には3歳馬ゴールスキー。こちらはG1初挑戦どころか重賞初挑戦だ。勝ち馬とほとんど同じくらいの位置取りで進んだが、最後は直線内外の差ということになる。兄はダート王ゴールドアリュールという良血で、これからの成長が楽しみ。
フランス馬サプレザ4着。後方からよく伸びたが、わずかに届かず。太くは見えなかったけど、去年からは+18kg。若干重かったのかもしれないね。
俺の本命ジョーカプチーノは9着。好スタートから果敢に先行。9着ではあるが着順ほどには負けていないし、良いレースだったと思う。ちょっとだけ誤算だったのは、体重が減っていなかったことくらい。もうちょい絞れてくれば、もっと粘るだろう。