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2010.10.24

菊花賞 《G1レース回顧と馬券結果》

菊花賞の回顧と馬券結果。


菊花賞

馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上がり 馬体重 人気
1 6 ビッグウィーク 牡3 57.0 川田将雅 3:06.1 34.4 450 +6 7
2 10 ローズキングダム 牡3 57.0 武豊 3:06.3 1 1/4 33.9 464 +2 1
3 12 ビートブラック 牡3 57.0 幸英明 3:06.3 クビ 34.4 510 0 13
4 2 レーヴドリアン 牡3 57.0 福永祐一 3:06.4 3/4 34.1 460 -10 5
5 14 コスモラピュタ 牡3 57.0 津村明秀 3:06.4 クビ 35.9 478 +2 11

◎13ゲシュタルト 10番人気 10着
○10ローズキングダム 1番人気 2着
▲1ヒルノダムール 3番人気 7着
△3クォークスター 4番人気 9着
△15トウカイメロディ 2番人気 6着

レース前に小雨が降り出したが、影響なく良馬場。レースはコスモラピュタの逃げ。最初の1000m61.0秒も、次の1000mが64.5秒の超絶スローペース。それでも逃げるコスモラピュタとの縮まらない謎の展開のまま直線へ。直線逃げるコスモラピュタを早めに抜け出して捉えた7番人気ビッグウィークがそのまま粘って快勝。後方から追い込んだ1番人気ローズキングダムが2着を確保。3着13番人気ビートブラック。逃げたコスモラピュタは4着に粘った。
勝ったビッグウィークは準オープン馬。前走神戸新聞杯3着で権利を得ての出走だった。まさに川田騎手の好騎乗がもたらした金星と言って良いだろう。離れた2番手追走。そのまま後続を封じ込めて、謎の展開を演出。直線は早めに抜け出してコスモラピュタを捉えると、そのまま粘り込んでローズキングダム以下を抑えきった。この馬が勝つにはこの騎乗しかなかったと言っても良い、素晴らしい騎乗だった。父バゴは「2009年期待の新種牡馬1 ~輸入種牡馬編~」でも紹介したが、この世代がファーストクロップ。
2着に敗れたローズキングダム。2歳王者として、三冠を戦ったが、結局1つも獲ることが出来なかった。ライバル不在のここは最大のチャンスだったが、出し抜けを食らったという形。道中は中団後方待機。直線入った時もまだ後方。外から鋭い脚で追い込んだものの、時すでに遅し。結果だけ見れば位置取り、仕掛けの遅さなど、騎手への非難に繋がってしまうだろうけど、タラレバは無意味だ。しかし圧倒的1番人気で勝てなかったことの責任は重く、非難されても仕方ないね。負けはしたけど、その安定感、必ず伸びてくる末脚は、古馬と混じっても通用すると思う。この後の活躍を期待したい。
俺の本命ゲシュタルト10着。ちょっと立ち後れたが、影響なく、4、5番手追走。直線意外に伸びず、そのまま失速。勝ち馬とさほど変わらない位置にいながらこの差。仕掛けの重要性が良く分かる結果だ。池添君には勝ち馬のような競馬をして欲しかったんだよね。もっともどんな乗り方でも勝てたかは分からないけど、積極的な競馬で負けたのなら諦めもつくが、消極的な流れ込み期待のレースで大敗ではなんの意味もないね。

菊花賞はスローペースでいって最後ヨーイドン、という展開が近年の定番だが、ここまでヨーイドンオンリーの競馬になったのも珍しい。勝ちタイムもここ10年で2番目に遅いタイムで、いかにペースが遅かったか分かる結果だ。こういった大逃げでしかもスローな展開の時は、後方待機しかないクォークスター以外の有力馬は、積極的に前に行って潰すべきだったね。そうすればもうちょっとペースが上がって、違う競馬になっていただろう。