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2010.01.12

2010年期待の新種牡馬1 ~輸入種牡馬編~

2010年に産駒がデビューする期待の新種牡馬の紹介。
1回目は輸入種牡馬編。ロックオブジブラルタル、ファンタスティックライト、デビッドジュニア、スニッツェル、ルールオブローの5頭を紹介する。


■ロックオブジブラルタル(Rock of Gibraltar) 1999年生 DP=7-5-17-0-1 (30) DI=2.16 CD=0.57
「ザ・ロック」と呼ばれる世界的名馬。2歳のグランクリテリウムから3歳時のムーランドロンシャン賞までG1を7連勝。BCマイルで2着に敗れ、クールモアスタッドで種牡馬入り。
シャトル種牡馬として2007年に来日したが、夏には再輸出されたため日本での産駒は1世代のみ。
近年希に見る大物。父デインヒルの後継としての期待も高い。すでにEagle MountainやMount NelsonなどG1馬を出している。距離適正は短めに出るかもしれない。
2008年生まれの血統登録済み産駒は93頭。シーイズトウショウ、ウメノファイバー、エアメサイア、スマイルトゥモローといった活躍馬の仔にとくに期待がかかる。

■ファンタスティックライト(Fantastic Light) 1996年生 DP=12-0-18-6-2 (38) DI=1.24 CD = 0.37
BCターフ、マンノウォーSなど、6つのG1を勝った名馬。すでに2002年からイギリスで種牡馬入りしており、日本でもジャリスコライトが重賞を制している。2007年からシャトル種牡馬として来日。
父はBlushing Groomの直仔Rahy。ファンタスティックライトの他にも名牝Serena’s Songなどを輩出する。
短いイメージのある系統だが、血統的には中長距離向け。この馬の良いところが出れば面白い。
2008年生まれの血統登録済み産駒は107頭。

■デビッドジュニア(David Junior) 2002年生 DP=3-12-10-2-3 (30) DI=2.00 CD=0.33
チャンピオンS、エクリプスS、ドバイデューティーフリーの3つのG1を含む13戦7勝。
Ribot系Pleasant Tapの仔。母の産駒にParadise Creekがいる。
2008年生まれの血統登録済み産駒は66頭だが、2009年の種付け頭数はわずか4頭。このファーストクロップが走らないと、先は厳しいだろう。

■スニッツェル(Snitzel) 2002年生 DP=3-2-8-1-0 (14) DI=1.80 CD=0.50
豪州でG1のオークリープレート(1100m)など重賞を4勝(勝ち距離1000~1200m)。
2007年シャトル種牡馬として種付けを行い、豪州に帰国。その後日本に再度来日する予定だったが、馬インフルエンザの影響で来日できなくなった。
父Redoute’s Choiceはデインヒルの直仔。豪州でG1を4勝。2000年に種牡馬入りし、2003-4年のオーストラリアでのファーストクロップサイアーチャンピオン。豪州で多くの活躍馬を輩出し続ける名種牡馬。
2008年生まれの血統登録済み産駒は49頭。

■ルールオブロー(Rule of Law) 2001年生 DP=10-2-14-2-0 (28) DI=2.11 CD=0.71
2004年の英セントレジャー勝ち馬。9戦4勝。英ダービーではNorth Lightの2着。
Mr.Prospector系Kingmamboの仔。セントレジャーを勝っただけの地味な成績だが、意外に産駒は多い。
2008年生まれの血統登録済み産駒は67頭。

不景気とともに海外から大物種牡馬があまり来なくなって久しいが、今年はロックオブジブラルタルという大物の産駒がデビューする。1世代だけの産駒だが、どんな走りを見せてくれるのか、実に楽しみだね。
※血統登録済み産駒は日本軽種馬登録協会のHPから。2010年1月10日の数字。