2009.10.11
京都大賞典、毎日王冠 《重賞レース回顧と馬券結果》
京都大賞典と毎日王冠のレース回顧と馬券結果。3て…。
京都大賞典
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり | 馬体重 | 人気 |
▲ | 1 | 2 | オウケンブルースリ | 牡4 | 59.0 | 内田博幸 | 2:24.3 | 34.1 | 490 +6 | 3 | |
△ | 2 | 3 | スマートギア | 牡4 | 57.0 | 福永祐一 | 2:24.4 | 3/4 | 33.8 | 460 +4 | 4 |
3 | 1 | トーセンキャプテン | 牡5 | 57.0 | 四位洋文 | 2:24.7 | 1 3/4 | 34.8 | 490 +2 | 7 | |
◎ | 4 | 8 | ジャガーメイル | 牡5 | 57.0 | 石橋脩 | 2:24.7 | クビ | 34.8 | 478 +2 | 1 |
5 | 7 | モンテクリスエス | 牡4 | 57.0 | 安藤勝己 | 2:24.9 | 1 1/4 | 35.1 | 556 +6 | 6 |
◎8ジャガーメイル 1番人気 4着
○14トーホウアラン 2番人気 8着
▲2オウケンブルースリ 3番人気 1着
△3スマートギア 4番人気 2着
△10マイネルキッツ 5番人気 7着
おぉ、人気順に買ってるわ。堅いと思ったんだけどな。
レースはテイエムプリキュアの逃げ。1000m59.1秒のハイペース逃げ。後方集団はいつものスロー。
それにしても、こういう馬は本当に貴重だ。貴重なのは馬だけでなく、レースをする騎手、大逃げを許す調教師、馬主もそうだ。毎日王冠の方を見れば明らかだが、最近は大逃げはおろか、逃げ馬さえほとんどいない。逃げて一発を狙うよりも掲示板、もしくは賞金圏内に入ることだけを目標に馬を走らせる陣営も少なくない。騎手、調教師、馬主のそうした消極的な態度によって競馬がどんどんつまらないスローペース競馬になっていっているわけだ。昔は「テレビ馬」と言われた大逃げ馬。時には大穴を開けた華のある逃げ馬たちが懐かしい。
直線2番手に付けていたクィーンスプマンテが逃げ込みをはかるところ、外から追い込み馬が強襲。大外回った3番人気オウケンブルースリが突き抜けて、久々の快勝。2着に最後方から4番人気スマートギア。3着は馬群を抜けてきた7番人気トーセンキャプテン。
オウケンブルースリは昨年の菊花賞以来の勝利。春は一頓挫あったが、秋緒戦を快勝で好スタートを切った。天皇賞(秋)は距離的にちょっと足りないような気がするが、JCあたりはかなり期待できるだろう。
俺の本命1番人気ジャガーメイル4着。中団追走。最後も伸びては来ているが、切れが足りなかった。この馬は差し馬だが、ハイペースはあまり合わないのかもしれない。
毎日王冠
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり | 馬体重 | 人気 |
▲ | 1 | 4 | カンパニー | 牡8 | 58.0 | 横山典弘 | 1:45.3 | 33.0 | 462 -4 | 4 | |
◎ | 2 | 6 | ウオッカ | 牝5 | 57.0 | 武豊 | 1:45.5 | 1 | 33.8 | 498 +6 | 1 |
3 | 3 | ハイアーゲーム | 牡8 | 57.0 | 木幡初広 | 1:45.8 | 2 | 33.2 | 508 -10 | 10 | |
4 | 11 | ナムラクレセント | 牡4 | 57.0 | 小牧太 | 1:45.8 | アタマ | 33.8 | 498 +4 | 5 | |
5 | 10 | サンライズマックス | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 1:46.0 | 1 1/4 | 33.4 | 442 -2 | 6 |
◎6ウオッカ 1番人気 2着
○7スマイルジャック 3番人気 7着
▲4カンパニー 4番人気 1着
△5ヤマニンキングリー 2番人気 9着
まず馬券の愚痴から。予想はほとんど完璧だった。能力的には断然ウオッカだが、逃げ馬がいないので、この馬が逃げて、おそらく最後差されるだろうと踏んだ。馬券はウオッカ2着付けで3連単。最後ウオッカがカンパニーに差されたところで、「やった!取れた!」と思ったら、3着に突っ込んできたのはまさかの10番人気ハイアーゲーム…。22ヶ月も複勝圏にすら絡んでない(しかも去年の春以降、掲示板にすら載ったことがない)馬が、こんなところでくるなよぉ…。
ということでレースはウオッカの逃げ。1000m60.0秒のスローペース。3ハロンも長い京都大賞典の方がラップが速い。直線ウオッカが粘るところを4番人気カンパニーが捉えて、1馬身差で快勝。2着にウオッカ。
カンパニーの上がり3ハロンは33.0秒。逃げたウオッカが33.8秒で上がっているのだから、これだけの脚を使わないとかわせないね。怪我してないと良いけど。中団につけて、最後まで良い脚を見せた。天皇賞(秋)はおそらく後方からいって4着だろう。
ウオッカは不幸にも逃げざるを得ない状態で、最後まで頑張ったが、最後は差された。だが、秋緒戦としてはまぁ良いレースをしたと言ってもいいだろう。個人的にはこんなところ使わずに天皇賞(秋)ぶっつけの方が良かったと思っているが、あと2戦、天皇賞(秋)、JCを無事走って欲しいね。