2009.05.17
ヴィクトリアマイル 《G1レース回顧と馬券結果》
ヴィクトリアマイルのレース回顧と馬券結果。
ヴィクトリアマイル
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり | 馬体重 | 人気 |
○ | 1 | 6 | ウオッカ | 牝5 | 55.0 | 武豊 | 1:32.4 | 33.4 | 494 | 1 | |
2 | 2 | ブラボーデイジー | 牝4 | 55.0 | 生野賢一 | 1:33.6 | 7 | 34.6 | 528 +6 | 11 | |
△ | 3 | 1 | ショウナンラノビア | 牝6 | 55.0 | 柴田善臣 | 1:33.8 | 1 | 35.2 | 500 -2 | 7 |
4 | 5 | ザレマ | 牝5 | 55.0 | 安藤勝己 | 1:33.8 | ハナ | 34.2 | 526 -2 | 4 | |
5 | 12 | ジョリーダンス | 牝8 | 55.0 | 四位洋文 | 1:33.8 | アタマ | 34.3 | 476 0 | 6 |
◎17レジネッタ 5番人気 16着
○6ウオッカ 1番人気 1着
▲14カワカミプリンセス 2番人気 8着
△1ショウナンラノビア 7番人気 3着
△13リトルアマポーラ 3番人気 6着
なんという強さ!。もちろん相手は牝馬で、メンバー的に手薄ではあったが、それにしてもG1でこのウオッカのパフォーマンスは素晴らしい。こういうレースがあるから競馬はやめられない!。
レースは予想通りショウナンラノビアの逃げ。3ハロン34.7秒、4ハロン46.7秒のスローペース。このレースで1つだけ残念だったのは、思った通りショウナンラノビアの柴田善臣騎手が2着狙いの溜め逃げをしたことで、これによって先行馬だけの寂しいレースになってしまった。
直線は先行勢だけの競馬。5番手につけていたウオッカは内から逃げたショウナンブラボーをかわして先頭に。後はもう引き離すばかりの圧勝劇。ゴールでは2着の11番人気ブラボーデイジーに7馬身差をつけていた。3着にショウナンラノビア、4着ザレマ、5着ジョリーダンスで、中団より前にいた馬だけの決着となった。
ウオッカは5つめのG1勝利。5つの内4つが東京競馬場でのもので、よほどあっているのだろう。このメンバーのなかでは当然と言って良いかもしれないが次元の違う強さで、こうなってしまうとダイワスカーレットが引退してしまったことがいっそう寂しく感じられる。次走は安田記念でディープスカイと対決と言うことになるが、おそらくディープスカイでは歯が立たないだろう。その後は海外と言うことはもう無いと思うが、今年で引退と思われるだけに、あと何戦か、その強さをファンに見せつけて欲しい。
2着に11番人気ブラボーデイジー。前走福島牝馬Sでは泥んこ馬場を快勝。馬場適正によるものかということでの低評価だったと思うが、今日も好調を活かして良いレースをした。2着から5着は前走で1、2着している馬で占められていて、ペース云々もあるが、それ以上に好調であることが重要だというのを示したレースになった。
3着7番人気ショウナンラノビア。準オープンを勝ったばかり、G1どころか重賞初挑戦の馬でここまで走れれば立派な成績ではあるが、先ほど書いたようにやはりウオッカを負かしにいくレースをして欲しかった。この馬にそういう想いを託さなければならないというところに今の古馬牝馬層の薄さが表れてるわけだが、そんなこととは馬は関係なく、よく走った。
4着ザレマ、5着ジョリーダンスはさすがに牝馬同士なら堅実なレースを見せる。2頭ともに中団から良く追い上げた。ウオッカとは比較にならないが、その他の牝馬とは差のないレースで、好走だったと言えるだろう。
俺の本命レジネッタ16着。後方2番手から。直線は外を回ったが伸びず。この枠では勝負にならなかった。こうなるんじゃないかと薄々おもってはいたんだけどね。
2番人気カワカミプリンセス8着。中団前目。3、4コーナー中間から仕掛けたがいつもの脚がなかった。2着馬とは0.3秒差なのだから大敗というわけでもないのだが、この馬としては大いに残念な結果だった。好きで応援している馬なので頑張って欲しかったが、もうそろそろ昔の力を取り戻すのは難しいかな?。
3番人気リトルアマポーラ6着。カワカミプリンセスと同じくらいの位置取り。直線は伸びず。この馬は仕掛けどころがちょっと難しいのかもしれないね。ルメールクラスが乗らないと苦しいのかも。
馬券的には大外れだったが、こうして強い馬がその力を存分に発揮して圧勝というレースを見るのは楽しい。ウオッカには安田記念でも良いレースを見せて欲しいね。