2009.01.11
フェアリーS、シンザン記念 《重賞レース回顧と馬券結果》
フェアリーSとシンザン記念の回顧と馬券結果。
フェアリーS
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 馬体重 | 人気 |
○ | 1 | 1 | ジェルミナル | 牝3 | 54.0 | 福永祐一 | 1:36.5 | 458 -4 | 1 | |
▲ | 2 | 3 | アイアムネオ | 牝3 | 54.0 | 藤田伸二 | 1:36.7 | 1 1/4 | 480 -6 | 4 |
3 | 4 | グッデーコパ | 牝3 | 54.0 | 田中勝春 | 1:36.7 | クビ | 458 -10 | 10 | |
4 | 13 | カツヨトワイニング | 牝3 | 54.0 | 江田照男 | 1:37.0 | 2 | 406 +4 | 8 | |
5 | 7 | マイティースルー | 牝3 | 54.0 | 吉田豊 | 1:37.1 | 1/2 | 486 +10 | 6 |
◎10パールシャドウ 2番人気 9着
○1ジェルミナル 1番人気 1着
▲3アイアムネオ 4番人気 2着
△14イナズマアマリリス 5番人気 8着
△15ピエナリリー 15番人気 12着
グッデーコパの逃げ。1000m60.9秒のスローで一団のままの競馬となった。井崎は「滅多にないほど遅いペース」だと言っていたが、そんなことはなくて、最近はたいていのレースがスローだ。1800、2000mのレースだと1000m通過が61秒を越えることも珍しくなくなり、どうも「スロー」「平均」「ハイ」というペースの感覚も変わりつつあるのかもしれない。もっとも、個人的には、騎手や調教師の勝負に対する消極的な姿勢がすべての原因だと思うけどね。
話を戻してレース。直線、粘るグッデーコパを1番人気ジェルミナルがとらえて快勝。2着には差してきた4番人気アイアムネオで、馬連1-3で1,960円が400円的中。今年の初当たりだわ。
勝ったジェルミナルは重賞初制覇。未勝利、500万下と連勝して挑んだ前走の阪神JFでは2番人気6着と人気を裏切ったが、今日は快勝だった。
2着のアイアムネオがよく頑張った。超スローの流れを後方で追走。直線は内を突いて2着まで追い込んだ。後方といっても一団だったので切れたというわけではないが、藤田騎手の判断も良かった。
俺の本命2番人気パールシャドウ9着。直線で前をふさがれ、まったく追えずに沈んだ。さて、1/2のJRAの発表では、
2009年1月4日(日)より、審議となったレースには、「審議状況」のボタンを追加し、審議状況の結果と説明を掲載いたします。なお、「審議状況」ボタンの掲載タイミングは、審議内容等により異なりますのであらかじめご了承ください。
となっているが、レースが終わって1時間以上経った今(16:25)も、そんなボタンが出ることはなく、パトロールビデオこそアップされているが、いつも通りに、
中山11Rは
審議となりましたが
到達順位のとおり
確定いたしました。
としか出ない。
遅い!遅いよ!。審議状況を説明するのは当然のことだと前にも書いたことはあるが、ようやくそれをやるようになったことはまぁいい。当たり前だ。でも状況なんてテキスト数行打ちゃあ良いだけのものがなぜ1時間もかかるんだ?。
こういうところが実に役所的。ギャンブルで、すぐに結果の出ているものなのだから、説明も迅速に行われて当然だ。何とかして欲しいものだね。
シンザン記念
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 馬体重 | 人気 |
△ | 1 | 1 | アントニオバローズ | 牡3 | 56.0 | 角田晃一 | 1:35.3 | 514 +2 | 2 | |
2 | 3 | ダブルウェッジ | 牡3 | 56.0 | 小牧太 | 1:35.3 | クビ | 534 +6 | 12 | |
3 | 10 | トップカミング | 牡3 | 56.0 | 幸英明 | 1:35.6 | 2 | 452 -4 | 10 | |
○ | 4 | 8 | ミッキーパンプキン | 牡3 | 56.0 | 岩田康誠 | 1:35.7 | クビ | 444 -6 | 1 |
△ | 5 | 4 | タキオンクール | 牡3 | 56.0 | 藤岡佑介 | 1:35.7 | クビ | 474 -8 | 4 |
◎6キングスレガリア 6番人気 9着
○8ミッキーパンプキン 1番人気 4着
▲11モエレエキスパート 3番人気 10着
△1アントニオバローズ 2番人気 1着
△4タキオンクール 4番人気 5着
ツルマルジャパンが離して逃げ。1000m59.4秒のスロー。2番手以下は超スロー。直線2番手に付けていた1番人気ミッキーパンプキンがいったん抜け出すが、内から12番人気ダブルウェッジ、外から2番人気のアントニオバローズにかわされる。2頭の叩き合いを外の
アントニオバローズがクビ差制して勝利。3着に10番人気トップカミング。
アントニオバローズは未勝利勝ちに続く勝利を重賞制覇で飾った。レース的にはスローの流れを上手く先行できたし、1番人気を見ながらレースを進められたので、なにもかもハマった勝利だったと言っていいだろう。この先厳しい競馬になったときにどうかは次走以降に真価を問われることになる。
俺の本命6番人気キングスレガリア9着。良いスタートだったが後方から。直線も伸びず。遅いペースなんだからもうちょっと積極的にいって欲しかった。前々走は先行して結果を出してるんだし。