2008.11.09
アルゼンチン共和国杯、ファンタジーS 《重賞レース回顧》
アルゼンチン共和国杯とファンタジーSのレース回顧。馬券は買わず。
アルゼンチン共和国杯
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 馬体重 | 人気 |
△ | 1 | 4 | スクリーンヒーロー | 牡4 | 53.0 | 蛯名正義 | 2:30.8 | 484 +4 | 3 | |
▲ | 2 | 14 | ジャガーメイル | 牡4 | 56.0 | 石橋脩 | 2:31.0 | 1 1/2 | 474 0 | 2 |
○ | 3 | 10 | アルナスライン | 牡4 | 58.0 | 内田博幸 | 2:31.0 | クビ | 540 -10 | 1 |
4 | 3 | テイエムプリキュア | 牝5 | 49.0 | 石神深一 | 2:31.2 | 1 1/4 | 498 +2 | 12 | |
5 | 11 | ダンスアジョイ | 牡7 | 53.0 | 松岡正海 | 2:31.3 | 1/2 | 512 +8 | 8 |
◎2トウショウシロッコ 5番人気 7着
○10アルナスライン 1番人気 3着
▲14ジャガーメイル 2番人気 2着
△4スクリーンヒーロー 3番人気 1着
△16キングアーサー 4番人気 8着
セタガヤフラッグとテイエムプリキュアが離しての先行。1000m60.2秒なので平均くらい。2頭が後続を引き離したまま直線へ。セタガヤはすぐに後退も、テイエムプリキュアが粘る。残り100mを切ったあたりで3番人気スクリーンヒーローがようやくテイエムをとらえてそのまま快勝。2着2番人気ジャガーメイル、3着1番人気アルナスライン。テイエムプリキュアは4着に粘った。
さすがハンデ戦というべきか。面白いレースだったね。ハンデ以上に展開が良かった。やっぱり逃げ馬と差し馬の激戦は見る者をハラハラさせるね。願わくは、強い逃げ馬が速いペースで粘って。強力な差し馬が追い込んでくる、といったレースが見たいのだが、今の時代でそれは贅沢か。
勝ったスクリーンヒーローは重賞初勝利。3歳時にセントライト記念で3着したが、その後骨折により11ヶ月の休養。復帰後4戦目で重賞制覇となった。53kgにも展開にも恵まれはしたが、なかなか良い脚を使った。(前の2頭がいなければ、超スローを先行して抜け出したというレースだったんだよね)。復帰後もまた使い込まれている感じだが、怪我のないように間隔を開けて使っていった方がよいように思えるがどうかね?。
俺の本命トウショウシロッコ7着。ちょっと行き脚がつかず後方から。こうほう3、4番手から直線追い上げたが7着まで。前の2頭はともかく、3番手以降はいつもの超スローだから、後方からではこうなっちゃうね。
ファンタジーS
印 | 着 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 馬体重 | 人気 |
△ | 1 | 3 | イナズマアマリリス | 牝2 | 54.0 | 池添謙一 | 1:23.7 | 434 -14 | 13 | |
2 | 1 | ワンカラット | 牝2 | 54.0 | 藤岡佑介 | 1:23.7 | クビ | 488 +2 | 5 | |
3 | 5 | アディアフォーン | 牝2 | 54.0 | 安藤勝己 | 1:23.7 | ハナ | 464 +2 | 2 | |
△ | 4 | 4 | ワイドサファイア | 牝2 | 54.0 | 福永祐一 | 1:23.8 | クビ | 486 -2 | 1 |
▲ | 5 | 8 | ルシュクル | 牝2 | 54.0 | 長谷川浩大 | 1:24.0 | 1 1/4 | 482 -10 | 8 |
◎10ツルマルヒーロー 3番人気 11着
○2コウエイハート 7番人気 7着
▲8ルシュクル 8番人気 5着
△3イナズマアマリリス 13番人気 1着
△4ワイドサファイア 1番人気 4着
コウエイハートの逃げ。3ハロン36.1秒、4ハロン48.9秒なので随分とスローペースだなぁ。一団で直線へ。直線は大激戦。逃げるコウエイハートに各馬が襲い掛かり、13番人気のイナズマアマリリスが5番人気ワンカラット、2番人気アディアフォーンの追撃を退けて勝利。波乱のレースとなった。
芝の具合が良くないのかもしれないが(良馬場ではあるが)、ペースがあまりに遅すぎるし、勝ちタイムの1分23秒7も相当に遅い。アディアフォーンが未勝利を今日と同じ京都1400mで勝ったときのタイムが1分21秒3だから、2秒4も遅いということになる。若い2歳馬、しかも牝馬のレースで、1400mの短距離戦をこんな遅いペースにしなきゃならないのはなぜなんだろう?。もっとスピードを活かした馬がいてもいいと思うんだけどな。そんなに今の騎手っていうのは皆消極的なものなのだろうか。
勝ったイナズマアマリリスは旭川競馬からの転厩馬。もと地方馬だからという理由で人気が無かったのかもしれない。ちなみに俺が△を打ったのは、前2走しか出ていない東スポ金曜日版の馬柱しか見ていないからで、500万下を勝ち、前走のオープンで2着なら充分圏内だろうと思ったからというだけ。ちゃんとした新聞でじっくり考えてたら印は打たなかっただろうね。珍しいスエヒロコマンダーの仔で、調べてみないと分からないが、おそらくスエヒロコマンダーの仔としては重賞初勝利ではないだろうか。
俺の本命ツルマルヒーロー11着。先行したが見せ場なく後退。ダートのほうが向いてるのかも。