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2007.12.17

さぁ有馬記念

いよいよ週末は有馬記念。
仕事が忙しいのが難点だが、これから1週間は、頭の半分は有馬記念のことが渦巻いていくことになるだろう。
今日は3歳牝馬ウオッカとダイワスカーレットのことをちょっと。


今年の見所は、3歳牝馬のダービー馬ウォッカ、そしてダイワメジャー、ダイワスカーレットの兄妹対決の2つが目玉だ。
テレビ的には安勝をクローズアップして、祭り上げようという雰囲気だが、競馬ファンなら、まず馬を見ていこう。
3歳牝馬ウオッカ、ダイワスカーレット。ウオッカはファン投票1位、ダイワスカーレットは既にG1を3勝しているだけに、どちらの馬もそれなりに人気になるだろう。スカーレットはもしかすると1番人気になるかもしれないね。
勝てば36年ぶりの有馬記念制覇ということになるが、有馬記念での3歳牝馬の成績は芳しくない。メジロドーベルが8着、テイエムオーシャンが6着、ファインモーションが5着と、かなり強力な名牝が挑んでも好成績は残せていない。
ではやっぱり3歳牝馬はダメかというと、そうでもないと思う。
シンボリクリスエス、マンハッタンカフェ、グラスワンダー、シルクジャスティス。ここ10年で3歳時に有馬記念を勝った馬だ。それより前も、ナリタブライアンやシンボリルドルフ、オグリキャップといった、真の名馬と呼ばれる馬たちはたいてい3歳で有馬記念を勝っているのだ。(ディープインパクトは勝っていないが、特に他意はない)
3歳だから勝てないレースではない。つまり牡馬勝りの牝馬なら勝ってもおかしくないというわけだ。
ウオッカは牝馬として64年ぶりにダービーを制した。確かに今年の3歳牡馬のレベルは疑問視されているが、それでもダービーを勝つ牝馬が並みの馬であるはずがない。過去の名牝たちと比べても、一段上にいるだろう。秋華賞もJCも騎乗ミスによる敗退といっても良いくらいで、実力は現役最強に近いと思う。どうやらそのまま四位騎手が乗るらしいので、不安はその一点に尽きるが、古馬をごぼう抜きにして、ダイワスカーレットをゴール前で捉えてもおかしくないだろう。
ダイワスカーレット。先行して直線33秒台で逃げ切るという、近代競馬最強の戦法でG1の勲章を積み重ねてきた。その安定感はウオッカ以上だ。今年もスローペース確実で、ウオッカ、メイショウサムソンよりも前で競馬が出来るのは有利。心配なのは距離と疲れで、鞍上は安勝なので不安はない。
つまりどちらの馬も、3歳牝馬苦戦という過去のデータは当てはまらないのではないかと思う。もちろん牝馬だけに常に最大限のパフォーマンスが発揮できるというわけではないだろうが、今回は特に斤量53kgも有利だ。
メイショウサムソンしかいないというこの層の薄い中長距離戦線なら充分勝負になるだろう。