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2007.11.04

武豊3,000勝

武豊騎手が11/3の京都1Rでスカイビューティーに騎乗し勝利、JRA通算3,000勝を達成した。
もちろん3,000勝は中央競馬では初めてのことで、それだけでも大変なことだが、デビューから21年弱での達成というのがなにより凄いね。
俺が本格的に馬券を買い始めたのは、まさに武豊がデビューして翌年のことで、(学生じゃないのか?というツッコミは無しで)、俺の競馬人生は武豊のサクセスストーリーを目の当たりにし続けていると言っても過言ではない。


そんな俺にとって、武豊の騎乗馬といって一番印象に残っているのはやっぱりスーパークリークだ。
3歳(当時の表記では4歳)の有馬記念。世間ではタマモクロスとオグリキャップの一騎打ちムード。だがこの時は超豪華メンバーの有馬記念で、オグリキャップ、タマモクロスの他にも、スーパークリーク、サッカーボーイ、メジロデュレン、スズパレード、といった錚々たるG1馬が居並び、レジェンドテイオー、マティリアル、ランニングフリー、コーセイ、フレッシュボイスなどの名脇役(といっては失礼かもしれないが)たちが出走していた。
俺の馬券はタマモクロス-オグリキャップの枠連一点。レースの結果はご存知の通り、1着オグリキャップ2着タマモクロスで、馬券は見事に的中。でも馬券の的中した喜びよりも、レースの凄さに心を打たれた。レジェンドテイオーのけれんみのない逃げ、道中最後方に位置取ったタマモクロスの王者の風格、最後の直線でのサッカーボーイの剛脚、そしてオグリキャップを勝利に導いた岡部の見事な騎乗。そして失格とはなったがスーパークリークの最後の伸びも素晴らしかった。2頭の怪物に迫ったその脚は翌年の活躍を予見させるには充分なものだった。
その後の活躍はいちいち挙げるまでもない。オグリキャップ、イナリワンとともに「3強時代」と呼ばれ、競馬発展にも大きく貢献したといえるだろう。
足元が弱く、ほとんど順調に使えなかったが、中長距離でのその強さは過去の名馬たちに引けを取るものではない。そしてその手綱でスーパークリークを名馬へと導いた武豊の騎乗の素晴らしさも忘れることが出来ない。
その後も武豊は様々な名馬に乗り続けているが、やっぱり俺の中では「武豊といえばスーパークリーク」というのがこれからもずっと残っていくのだと思う。
ついでにメジロマックイーンでの天皇賞(秋)の18着降着も忘れられないが、それは別の意味でだね。3,000勝を祝うときに言うべきことではないので自重自重。